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ソムリエ100人できるかな?福島で資格取得講座開催
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福島県にて、100人のソムリエを育成するプロジェクトがスタートした。
2016年1月26日、業務用酒類卸業を営む株式会社 追分(福島県福島市)が「ソムリエ資格必勝合格講座」と題する講座を開講。
日本ソムリエ協会の資格取得に向け、有名講師を招いて産地や銘柄、味など専門的な知識および試飲などの実践的な指導を行う。
講師は株式会社 飯田(大阪市)ワイン事業部東京営業所長の大沢道明氏が勤める。これまで数多くのソムリエ合格者を輩出してきた実力者だ。
受講希望者は、福島市をはじめ、いわき市、郡山市、北塩原村など福島県各地のホテルや飲食店から30人以上にものぼる。
講座は少なくとも3年継続し、合格者100人を目指している。
追分社長の追分拓哉氏は、福島県内でワイン需要が拡大している点を挙げ、「ワインの知識を深めることで食文化を高めていきたい」と講座開設に至った心境を語った。
2016/01/26 福島民報より引用
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ワインの知識はもちろん、衛生や医療に関する知識も問われるほか、ブラインドテイスティングやデキャンタージュの実技もあるので、こうした講座はかなり需要が高そうです。
福島県内からの合格者は数年に1人とのことで、やはりとても難しい試験なのですね……。
以前の記事「三菱商事、福島にてワイン醸造所を建設-復興支援の一環として」でも取り上げましたが、2016年は福島産ワインがリリースされる予定でもあります。
県内でソムリエを育成することで、福島へ観光で訪れる人も含めてワイン文化が広まるといいですよね。
ソムリエ100人計画、応援させていただきたいです。