ポール・クルーバー・ソーヴィニヨン・ブラン・2014 補足情報

Paul Cluver Sauvignon Blanc 2014

葡萄品種は、ソーヴィニヨン・ブラン種91.3％、セミヨン種8.7％で構成されています。

2015年サクラアワードダブル金賞＆ダイヤモンドトロフィー、2014年デキャンターワールドワインアワードインターナショナルトロフィー(世界トップ)、またジャンシスロビンソン氏推薦の「絶対おすすめ世界の白ワイン77本」(2009年)にも選出されるなど、非常に多くの賞を獲得し、世界的に高い評価を得ている辛口ワイン。

ワイナリーのポール・クルーバーが位置する南アフリカのエルギン地区は、フランス・ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しく、良質の葡萄が収穫できる地域。
エルギン産ワインは高い品質を誇るとされ、ひとつのブランドとして扱われるようになってきていますが、その功労者はこのポールクルーバーと言われています。
「徹底した質にこだわるワイン造り」をコンセプトに、丁寧な手作業による栽培と醸造、またフレンチオーク樽を使用するなど、手間とコストを惜しまないワイン造りによって、上質かつ個性のあるワインを生み出している家族経営のワイナリーです。

ポール・クルーバーは、「グローンランドバーグ自然保護区」という自然保護区の設立者メンバーであり、「コッヘルベルフ自然保護区」の設立にも寄与し、また「クルーバーファミリー自然保護区」を保有するなど、自然保護活動に非常に積極的なワイナリーです。
1本ワインが売れることに25セント南アフリカ陸ガメ保護に寄付される「スローワイン」というワインプロジェクトにも携わっています。
また、アパルトヘイト廃止に伴い、所有する果樹園やワイナリーの黒人労働者、その地域の住民達の生活向上を目的としたタンディ(アフリカ系コーサ人の言葉で「愛」を意味する言葉)・プロジェクトを企画。
オリジナルワイン「タンディ」による販売利益をワイナリーの地域に還元し、住民の生活環境を改善する取り組みを行っています。

[写真提供・協力]
アフリカー

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