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《Escape to Bordeaux》に参加しました!ボルドーワインと料理の最高のマリアージュ♪
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こんにちは、葡萄院冷庫です!
2016年9月13日(火)、『代々木Village レストランcode Kurkku』にて行われたボルドーワインのイベント《Escape to Bordeaux》に参加してきました!
ボルドーワインと目黒にあるレストラン「Morceau(モルソー)」のオーナーシェフ・秋元さくら氏によるお料理をいただき、改めてボルドーワインの素晴らしさや「マリアージュ」を体感することが出来ました!
秋元さくら氏 プロフィール
秋元さくら氏のプロフィールはこちらです。
「Morceau(モルソー)」(目黒)オーナーシェフ
1980 年福井県生まれ。大学卒業後、航空会社に入社。4 年間 CA を経験。
世界各地の食文化を知り興味を持つ。その後、調理師学校へ入学。
「モンドカフェ」(新宿)、「オー・ギャマン・ド・トキオ」(白金)を経て、ソムリエであるご主人と共に
2009 年「モルソー」をオープン。バリューボルドー2016 テイスター。
著書:
『もてなし上手のオードブル・レシピー予約の取れないビストロ「モルソー」の特製メニュー』、
『もてなし上手のサラダレシピ』『使えるたまごレシピ: ふわふわ、トロトロ、つるり、しっとり。おつ
まみからデザートまで和・洋・中 114 品』
出典:《Escape to Bordeaux》配布資料
美人で、素敵なシェフですね♪同じ女性として憧れますね!
スピーカープロフィール
今回のイベントでは、下記スピーカー3名がボルドーワインについて解説して下さいました!
■Axel Marchal(アクセル・マルシャル)氏《写真:一番右》
2010年にボルドー大学醸造学博士号を取得後、研究員を経て、現在はコンサルタントとして活動。
■Anaïs Maillet (アナイス・マイエ)氏《写真:左から2番目》
Château Lafon-Rochet AOCサン=テステフ格付け第4級
28歳の若さで栽培長の責務を担う。ニュージーランド、チリ、アルゼンチンなど新世界にて醸造、研修経験を積む。
■David Siozard(ダヴィッド・シオザール)氏《写真:一番左》
Vignobles Siozard 輸出営業担当
アントル・ドゥー・メールにて6世代続くシャトーを兄と共に経営、生産の60%は世界20ケ国に輸出販売している。
出典:《Escape to Bordeaux》配布資料
『代々木Village レストランcode Kurkku』
代々木Village、初めて行きましたが、都会の喧騒を忘れさせてくれる不思議な雰囲気でした。
そんなオシャレすぎる会場で行われた今回のイベント。ドキドキしながら会場へ。。。
ボルドーワインがずらりと並びます!テンションが上りますね!
『代々木Village レストランcode Kurkku』の店内。デートや特別な日に利用をおすすめしたいオシャレすぎる空間です!
今回のイベントでは、ボルドーワインに合わせたお料理を秋元シェフが考案してくださり、料理とワインのマリアージュを楽しむことのできる内容でした。
クロ・フロリデーヌ(2015)×サーモンの軽い燻製 シブレットのクリームを添えて
『クロ・フロリデーヌ(2015)』
クロ・フロリデーヌ(2015)はフルーティーで注いだ瞬間、グレープフルーツ等の柑橘系の香りと白い花の香りが漂います。
まったりとした甘みと心地良い酸味があり、バランスが良いワインです。また、香ばしいトースト香も感じられます。
『サーモンの軽い燻製 シブレットのクリームを添えて』(写真左)
スモークサーモンのトースト香がクロ・フロリデーヌ(2015)のトースト香とよく合い、引き立てます。
またクリームの酸味が、クロ・フロリデーヌ(2015)の酸味と合い、一緒に食べて飲むことで料理もワインも美味しくいただくことが出来ました。
ミシェル・リンチ・レセルヴ・ブラン(2014)×エビと彩り野菜のカクテル
『ミシェル・リンチ・レセルヴ・ブラン(2014)』
シンプルで、フレッシュ感のある味わい。
そこまで深みはありませんが、軽快な飲み心地で、心地良い酸味が口の中に広がります。
若々しさを感じるワインながら、ただ軽いだけではなく、力強さも感じる味わいのワインでした。
『エビと彩り野菜のカクテル』
エビと野菜の酸味が、さっぱりとした酸味があるミシェル・リンチ・レセルヴ・ブラン(2014)とよく合います。
レザマン・ドゥ・モン=ペラ・ロゼ(2015)×北海道産さんまとなすとトマトのグラタン
『レザマン・ドゥ・モン=ペラ・ロゼ(2015)』
果実味豊かで、見た目も美しいロゼ。程よい酸味と甘みがあり、バランスが取れた味わいです。
『北海道産さんまとなすとトマトのグラタン』
秋の旬の食材を使ったお料理。
野菜とすだちの酸味が、レザマン・ドゥ・モン=ペラ・ロゼ(2015)の酸味をサポートします。
さんまがロゼワインのダイナミックな味わいを引き立てます。
シャトー・オー・フェランダ(2011)×イチジクとナッツと生ハム
『シャトー・オー・フェランダ(2011)』
メルローを40%使っている為、骨格が柔らかで、舌触りは滑らか。
丸みを帯びたタンニンが心地よく、優しい味わいで、余韻は繊細です。
『イチジクとナッツと生ハム』
ナッツの香ばしさやクミンのスパイスの香りが、ワインの香ばしさとよく合います。
また、生ハムがシャトー・オー・フェランダ(2011)のフレッシュ感を高めてくれます。
シャトー・ラフォン・ロシェ (2008)×牛の赤ワイン煮 ペコロスのキャラメリゼ、ジロール茸、ごぼうと共に
『シャトー・ラフォン・ロシェ (2008)』
カベルネ・ソーヴィニヨンを多く使っている為、しっかりとした骨格が感じられ、木樽の香ばしい香りがあります。
熟成した香りがあり、味わいは複雑です。余韻が長く感じられます。
『牛の赤ワイン煮 ペコロスのキャラメリゼ、ジロール茸、ごぼうと共に』
茸やごぼうの森の香りが、ワインの木樽の香りとよく合います。
料理は肉と野菜が互いに引き立て合うバランスが取れた味わいで、同じくバランスが取れた味わいのシャトー・ラフォン・ロシェ (2008)と相性抜群です。
ワインとお料理を一緒にいただくと、深い森の中にいるような気分にさせられます。
シャトー・ラピネス《ヴィエイユ・ヴィーニュ》 (2014)×パイナップルのムース コリアンダーとクミンのコンフィチュール
『シャトー・ラピネス《ヴィエイユ・ヴィーニュ》 (2014)』
最後は甘口のボルドー。葡萄の収穫時期を遅らせることで、糖度が高いワインが出来上がります。
まったりとした甘みと程よい苦味があり、まさにデザートにぴったりなワインです。
『パイナップルのムース コリアンダーとクミンのコンフィチュール』
キャラメルの苦味が、ワインの甘さと苦味を引き立てます。
パイナップルの酸味があるので、甘みのあるデザートとワインも最後まで飽きずに楽しめます。
《お土産》シャトー・ベレール・クーベ・2012
お土産に「シャトー・ベレール・クーベ・2012」をいただきました!
メルローのエレガントなニュアンス、ベリーやカシスなどを思わせる凝縮感のある香りが広がります。
また、樽の香ばしい香りや、樽由来と思われるバターやバニラのような香りもあります。
軽い飲み心地のワインで、さわやかな酸味とミネラル感を感じられます。
さらに詳しくは下記ワインデータベースをご覧ください!
[ワインデータベース]
シャトー・ベレール・クーベ・2012
まとめ
今回いただいたボルドーワインは、どれも造り手の情熱が感じられる本当に素晴らしい味わいでした!
そして、それぞれのワインに合わせて考案された、秋元さくら氏の見た目にも美しく、味もパーフェクトな料理がワインの味わいをさらに引き立たせてくれました。
とにかく、「ワインと料理のマリアージュの素晴らしさ」を体感した一日でした!
また、やはり「ワインはコース料理に向いている」ということを再認識させられました。
最初から最後まで同じワインではなく、料理に合わせてワインをセレクトすることで、
より料理の味が引き立ち、ワインも美味しくいただけます。
ワインと料理の組み合わせを考えることで、よりワインの楽しみ方が広がりますね!
[関連サイト]
代々木Village
Morceau(モルソー)
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