KWV・メントーズ・オーケストラ・2013 補足情報

ボルドーの5大品種と言われるカベルネ・ソーヴィニヨン種(52%)、メルロー種(4%)、カベルネ・フラン種(22%)、マルベック種(4%)、プティ・ヴェルド種(17%)で構成されています。
品種ごとに12か月間の熟成を経た後、品種の個性を十分に発揮している樽だけを選びブレンドしフレンチオーク樽で6か月間熟成し、さらにその後も選別に合格した樽だけが瓶詰されるという厳しい選別を経て作り上げられるプレミアムワイン。
2012年ヴィンテージは、第二回「SAKURAワインアワード」でダブルゴールドを受賞しています。

Mentorsとは「師」や「マスター」を意味する言葉。
メントーズ・シリーズは、KWV社が次世代を見据えてリリースした特別なブランドです。

ワイナリーであるKWVは、葡萄栽培農家によって1918年に協同組合として設立され、1997年に株式会社化した組織です。
アフリカ語で「南アフリカ葡萄栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取り、「KWV」と名付けられたそうです。
1925年には南アフリカ独自のワイン用葡萄品種であるピノタージュ種を誕生させるなど、南アフリカのワイン造りにおいて多くの業績を残してきています。
特に近年は、葡萄栽培や葡萄醸造に関する最新技術が導入されたり、生産者のスキルが革新的に向上したことなどで、品質がめざましく向上しているとの評価を得ています。
世界中の数多くのコンテストで、幾度となく栄誉に輝くワインも誕生しているのが、その証。
イギリス、オランダ、フランス、ドイツ、ベルギー、カナダ、アメリカ、日本など30以上の国々に輸出され、南アフリカワインの普及に貢献する伝統あるワイナリーのひとつです。

[写真提供・協力]
アフリカー