ザ・ジュエルズ・オブ・キスヴィン・2013 補足情報

葡萄品種は、ヴィスティス・ヴィニフェラ種32種類(ブラジル種、ジーコ種、ビッグユニコーン種、リザマート種、紅バラード種、紅ビッテロ種、ルビーオクヤマ種、マニキュアフィンガー種、ロザリオロッソ種、キスヴィンロッソ種、紅高種、サニードルチェ種、ロザリオビアンコ種、ビッテロビアンコ種、イタリア種、ニュウナイ種、セシリア種、ゴールド種、ペイジャーガン種、シャインマスカット種、瀬戸ジャイアンツ種、カッタクルガン種、ユニバラセブン種、バナナ種、ネヘレスコール種、ロザキ種、天山種、ブラックスワン種、ベニバラオー種、甲斐路種、マルベック種、シュナンブラン種)もの生食用高級品種で構成されています。
ヴィティス・ヴィニフェラは「ワインを造る葡萄」を意味する名前で、ヨーロッパ系のワイン用葡萄品種全般を指します。
「ザ・ジュエルズ・オブ・キスヴィン・2013」に使われている葡萄はすべて生食用品種ですが、欧州系醸造用品種から改良された高級品種でもあります。

ワイン名に冠した「キスヴィン(Kisvin)」は、栽培家の池川仁氏、荻原康弘氏を中心に醸造用葡萄栽培技術の確立を目指し、品種のポテンシャルを引き出すことをテーマに研究しているグループ「チーム キスヴィン」から採られたものです。
大学の研究者も参加するこのグループは、ワイナリー向けに葡萄を販売するだけでなく、栽培した葡萄でワイン造りを手掛けてもいます。

また、同じくワイン名に冠した「ジュエル(Jewels)」には、高貴に輝く様々な葡萄がいっぱいに詰まった宝石箱のようなワイン、という意味が込められています。
生食用の高級葡萄をあえてワインにすることでどのような味わいが生まれるのか、という栽培者の好奇心から生まれたワインです。

「ザ・ジュエルズ・オブ・キスヴィン」シリーズは、収穫の日に採り頃の葡萄を選ぶため、ヴィンテージごとに品種が異なっています。
原料にする葡萄だけでなく、ラベルも年ごとにテーマを変えてデザインするなど、遊び心が詰まったワイン。
2013年ヴィンテージは、銃のスコープに移る女性のシルエットがデザインされています。
スコープはワイングラスに照準が合っています。
女性の手に指輪の宝石と思われる輝きがあるのもワイン名につながる、遊び心のあるデザインです。

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