ムートン・カデ・レゼルヴ・メドック・2015
Mouton Cadet Réserve Médoc 2015
黒系ベリーやプルーンの熟した果実香にスパイスのニュアンスを感じます。
力強い飲み口ながら、タンニンはシルキー。
フレッシュさと芳醇さが共存した豊かな果実味と穏やかな酸味、しっかりとした骨格で、品格を感じさせる味わいです。
ステーキやビーフシチュー、ラムチョップのソテー、すき焼きなどの肉料理と好相性です。
ムートン・カデ・レゼルヴ・メドック・2015 補足情報を見る
タイプ | 赤 |
---|---|
ヴィンテージ | 2015年 |
生産国・地域 | ボルドー ( フランス ) |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー |
生産者 | ムートン・カデ(バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド) |
[最終更新日]
ムートン・カデ・レゼルヴ・メドック・2015 補足情報
葡萄品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン種、メルロー種、カベルネ・フラン種で構成されています。
ムートン・カデ・レゼルヴシリーズは、自社畑で育てられた良質な葡萄のみを厳選して造られるワンランク上のワイン。
メドック地区のテロワールを反映した、上品で力強いフルボディに仕上げられています。
ちなみに、ムートン・カデの名は、このブランドを生み出したフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵が一族の末っ子(カデ)であったことにちなむもの。
1930年代、葡萄の不作でシャトー・ムートン・ロスチャイルドを瓶詰めできない時期が続き、シャトー・ムートンとして売り出せないワインを「ムートン・カデ」というセカンドラベルとして安価に販売することを決定したのがフィリップ男爵。
これが大ヒットし、シャトー・ムートンは1930年代の経営難も黒字で乗り切ることができたという逸話があります。
さらに、あまりにもムートン・カデの売り上げが良い一方、葡萄が良作になるとシャトー・ムートン・ロスチャイルドのみになりムートン・カデが造れないという問題が発生したため、わざわざ他の農園から葡萄を買い付けてムートン・カデの安定供給を図ったという、どことなく本末転倒的なおまけ話も。
永きにわたって愛されているワインが、ワイナリーからすると実は苦肉の策の結果だなんて、なんだか皮肉にも感じる話ですね。
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
\ ワインデータベースへの読者様投稿受付中! /
葡萄院駄目代の
お気に入り指数
★★
濃厚なのにどこか爽やかで、飲みやすさがあります。
優雅でハイクオリティな味わい♪
[お気に入り指数解説] ★…ちょっと好きかも ★★…好き♪ ★★★…お気に入りです!