ムートン・カデ・ルージュ・クラシック・2014
Mouton Cadet Rouge Classique 2015
芳醇な果実味とフルーティな甘味で、葡萄本来の旨味がしっかりと感じられるミディアムボディ。
タンニンはしっかりとしつつも上品かつまろやかで、柔らかな口当たりです。
余韻に残るかすかな苦味が全体を引き締めています。
鴨や豚などのグリルにフルーツソースを添えた料理やポークソテー、鰻のかば焼き、チキンの煮込、ベリー類のデザートなどと好相性です。
飽きのこない味わいとリーズナブルな価格で非常にコストパフォーマンスに優れた1本。
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タイプ | 赤 |
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ヴィンテージ | 2014年 |
生産国・地域 | ボルドー ( フランス ) |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー |
生産者 | ムートン・カデ(バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド) |
[最終更新日]
ムートン・カデ・ルージュ・クラシック・2014 補足情報
葡萄品種は、メルロー種、カベルネ・ソーヴィニヨン種、カベルネ・フラン種で構成されています。
ムートン・カデの名は、このブランドを生み出したフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵が一族の末っ子(カデ)であったことにちなむもの。
1930年代、葡萄の不作でシャトー・ムートン・ロスチャイルドを瓶詰めできない時期が続き、シャトー・ムートンとして売り出せないワインを「ムートン・カデ」というセカンドラベルとして安価に販売することを決定したのがフィリップ男爵。
これが大ヒットし、シャトー・ムートンは1930年代の経営難も黒字で乗り切ることができたという逸話があります。
この「ムートン・カデ・ルージュ・クラシック」は、1930年発売当時のラベルを再現した、シリーズの原点とも言うべきアイテム。
現在のスタンダード・キュヴェであるムートン・カデ・ルージュと同様に、メルロー主体のセパージュでありつつも、より長い熟成期間とオーク樽の使用によって格調高い味わいに仕上げられています。
ちなみに、ムートン・カデ発売後にあまりにもその売り上げが好調となった結果、葡萄が良作になるとシャトー・ムートン・ロスチャイルドのみになりムートン・カデが造れないという問題が発生したため、わざわざ他の農園から葡萄を買い付けてムートン・カデの安定供給を図ったという、どことなく本末転倒的なおまけ話も。
永きにわたって愛されているワインが、ワイナリーからすると実は苦肉の策の結果だなんて、なんだか皮肉にも感じる話ですね。
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葡萄院駄目代の
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★★★
これが2,000円以下とは、正直コストパフォーマンス高すぎです。
チョコレートともよく合います♪
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