シャトー・ラネッサン・1999
CH.LANESSAN
シャトー・ラネッサンは1793年からブテイエ家が所有しています。安定した家族経営とメドック格付け第2級シャトーに隣接する恵まれたテロワールにより、高品質なワインが生み出されています。
畑は水はけの良さからカベルネ・ソーヴィニヨンに最適と言われる砂利質の土壌。中でも樹齢30年前後の樹のブドウが使用されています。醸造にはフレンチオーク樽を使用。
黒系果実のアロマ、スパイスのニュアンスがあり、柔らかいタンニンが感じられます。角がなく、優しく上品な味わいのワインです。
タイプ | 赤 |
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ヴィンテージ | 1999年 |
生産国・地域 | ボルドー ( フランス ) |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、その他の品種 |
生産者 | シャトー・ラネッサン |
[最終更新日]
シャトー・ラネッサン・1999 補足情報
エノテカにて購入した「シャトー・ラネッサン」。ヴィンテージは1999年でしたので、18年熟成!(2017年現在)
お値段は3千円台で、お手頃な価格なのも嬉しいですね。丸みを帯びたタンニンが特徴のコストパフォーマンスの高いワインでした。
アルコール度数は13%。葡萄はカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロ36%、プティ・ヴェルド4%使用。タンニンが柔らかい為、編集部のブラインドテイスティングではカベルネ・ソーヴィニヨンだとわかりませんでした…。カベルネ・ソーヴィニヨンというと、もっと重厚感があってパワフルな、なんというか男性的な印象だったのですが、こちらは上品な女性といった印象のワインです。
熟成させているので、色はやはりちょっと濃いめですね。今回、ワインセラーにて14~15℃くらいに冷やして飲んだのですが、ちょっと温度が低すぎたようです。17~18℃くらいになると、黒系果実の華やかな香りがより感じられるようになります。やっぱり温度って大事なんですね。
「シャトー・ラネッサン・1999」は、赤身のお肉をシンプルに焼き上げたローストビーフやカスレなどの煮込み系の料理、カマンベールやブリ・ド・モーなどのミルキーなチーズとも好相性だそうです。今回はチーズとからあげと一緒にいただきました。様々な料理と合わせやすいワインだと思います。
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葡萄院駄目代の
お気に入り指数
★
「清涼」という言葉が頭に浮かぶ、透明感のある高貴な印象でした。
カシスの香りに樽香やゴムのニュアンスが感じられます。
味わいは飲み応えがあり、しっかりした酸味が後からじわっと広がります。
後味には残糖感があり、余韻が長く続きます。
……セパージュに関して「これはグルナッシュとかシラーを使ってそう!」と自信満々に言ってたら全然違っていたので自信を喪失したワインです……。
葡萄院冷庫の
お気に入り指数
★
後味にキャラメルのようなまったりとした甘みが残り、カシスの他、バニラのような甘い香りも感じられました。
すっきりとしていて、飲みやすいワインだと思います!ワイン初心者にもオススメです。
葡萄院蛇子の
お気に入り指数
-
冷やしすぎていたためか、最初は尖った印象を受けましたが、時間の経過とともに飲みやすい味わいに変化しました。
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