チェンチ・サテン 補足情報

「チェンチ」という名前を初めて耳にする方もいらっしゃるかもしれませんが、「ヴィニェーティ チェンチ」は生産量が極めて少なく、これまで日本未入荷だった世界最高峰のイタリアのスパークリングワインです。日本ではまだまだ知名度こそ低いものの、品質が高く、『みんなのワイン』編集部もおすすめのワインの一つです。

今回はそんな「チェンチ」の中から「チェンチ・サテン」を『みんなのワイン』編集部にてテイスティングさせていただきました！

高級感のある箱に入っているので、プレゼントや特別な日にもぴったりですね。エチケットもシンプルながらも高級感があり、洗練された印象です。しっかりとしたワインの説明書まで同梱されていました。

パーティーシーンを華やかに彩る、輝きのあるキラキラとした黄金色をした美しい外観。
ぶどうは「シャルドネ90％・ピノ・ビアンコ10％」を使用して造られています。開栓すると、白い花、りんご、梨、桃などの華やかな香りが広がります。

「すごくいい香り！」というのが『みんなのワイン』編集部の最初の印象でした。そして、編集部満場一致で「りんごの香りを強く感じる」という感想。りんごの他にはトーストや蜂蜜のような香りも感じられました。
フルーティーなので、特に苦味が強いワインが苦手な方やあまりワインを飲まない方にも好まれる飲みやすい味わいだと思います。口当たりもスムースで長めの余韻が楽しめます。

「飲みやすい味わい」というと、初心者向けワインというイメージがありますが、チェンチ・サテンは飲みやすい味わいながらも、爽やかな酸味とまろやかな甘味のバランスが取れていて、フレッシュでコクのある味わいが楽しめるワインですので、普段からワインを飲み慣れている方々にもご満足いただける味わいだと思います。

今回の『みんなのワイン』編集部でのテイスティングでは、食べ物とは合わせずにチェンチ・サテンのみをいただきましたが、チェンチ・サテンは前菜から最後のスイーツまですべての料理に合わせやすいワインだそうですので、お好みの料理と合わせて楽しんでいただけます。
特に、貝や魚料理と合わせても美味しくいただけるそうですので、和食との組み合わせも試してみたいですね。

フレッシュでフルーティー、ポテンシャルの高い『みんなのワイン』編集部イチオシのワインです。
これからの年末年始シーズンはワインが大活躍しますよね。クリスマスやお正月はチェンチで乾杯！この機会に是非お試しください！

イタリア・フランチャコルタのスパークリングワイン”ヴィニェーティ チェンチ”

ヴィニェーティ・チェンチのワイナリー「ラ・ボスカイオーラ」は、オレファノ山・南斜面のコロン村という、フランチャコルタの中では異色な場所にあります。 そこは、土の中に多量のミネラルを含む、赤土の古代堆積層で、南向きの斜面、乾いた風が流れ、土壌表面に湿気が無い、そんな葡萄栽培に最も適した土壌と地形を持った特別な場所です。 その場所を選定したワイナリーの創設者で、フランチャコルタ協会設立者の一人でもある、ネルソン・チェンチは、軍人で医者で詩人でもある多彩な人物で、多数の著作を発表し、イタリアで非常に著名な人物でした。晩年、すべての仕事をリタイヤしたネルソン・チェンチは、お世話になった友人・知人の為にワイン作りを始めます。

当時、フランチャコルタ地方では様々なワイナリーが独自のワインを生産していましたが、ネルソンチェンチが中心になりフランチャコルタ協会を設立。瓶内二次発酵で、使用する葡萄を厳しく定めた「原産地称DOCG」に認定されたフランチャコルタを完成させました。フランチャコルタワインが有名になり、他のワイナリーが規模を拡大し生産本数を増加させていく中、ラ・ボスカイオーラは小規模な生産を続けます。もともと友人、知人と楽しむ為だけのワイン作りのため、有機農法で育てた自分の農園のブドウしか使用せず、規模も大きくしませんでした。しかし、その上質なワインの評判は瞬く間に広がり、様々な方面からの熱烈な要望に応え、一般にもワインの販売を始めました。

2012年ネルソン・チェンチが没した後も、自家農園で丁寧に葡萄を育て、規模に合わせたワインを生産する方式は家族に引き継がれ、現在でも出荷本数は年間50,000本と非常に希少なブティックワイナリーとして葡萄とワインを作り続けています。 2016年、販売ブランド名を「ヴィニェーティ・チェンチ」に変更。その後もイタリア国内外の様々な栄誉を受賞し続けている、最上のスパークリングワインです。そんな、数に限りがあるワインを日本ではリストワールインターナショナルが総販売代理店として皆様へお届けします。イタリア酒文化の至宝、最高級スパークリングワイン、フランチャコルタ「ヴィニェーティ・チェンチ」を、是非ご堪能ください。

出典：http://franciacorta.jp/

[公式サイト] http://franciacorta.jp/