チョーダ・トカイ・アスー・5プットニョシュ・2016 補足情報

葡萄品種は、フルミント種が主体。
「トカイ・アスー・5プットニョシュ」とはトカイワインのクラスのひとつで、「5プットニョシュ」は136リットルに対して5プットニョシュ(約125kg)の貴腐葡萄が使用されていることを意味します。
「トカイ・アスー」に分類される中でも、5プットニョシュという値は高めです(最高が6プットニョシュ)。

「チョーダ・トカイ・アスー・5プットニョシュ」は、ワイナリーの「エンジェル」の中でもフラッグシップワイン。
1本あたり1万円ほどですが、嫌味のない上品な印象が最後まで楽しめて、むしろリーズナブルにも感じられます。
「チョーダ(Csoda)」は英語の「miracle」に該当する言葉で、日本語では「奇跡」や「不思議」といった意味。
「エンジェル」にとって誇りでもあるワインとのことで、ワインのカラーは輝くゴールドで、その名に相応しい美しさです。

華やかで凝ったデザインのパッケージはギフトにもぴったり。
誰かにプレゼントしたくなる1本です。

世界三大貴腐ワインのひとつに挙げられる「トカイワイン」。
トカイワインとは、ハンガリーのトカイ地方を中心とした特定の地域で生産されるワインの総称ですが、中でも代表的な貴腐ワインを指して「トカイワイン」と呼称されている場面もよく見られます。
トカイワインには固有品種であるフルミント種が主に使用されますが、ハールシュレヴェルー種、イエロー・マスカット種といった品種もブレンドされることが一般的です。
「トカイ・エッセンシア」「トカイ・サモロドニ」「トカイ・アスー・3-6プットニョシュ」など様々なクラスに分類され、それぞれ葡萄品種や貴腐化した果実の割合、糖度、熟成期間などに基準が定められています。
中でも、近年は「トカイ・ドライワイン」と呼ばれる辛口仕上げのワインの人気が高まっており、ヨーロッパや欧米でも注目されているカテゴリーとなっています。