ジュリエット・ビクター・サモロドニ・2016
JULIET VICTOR SWEET SZAMORODNI 2016
アプリコットやホワイトチョコ、バニラを思わせる香りがあり、フルーツリキュールのような甘いアルコール香が感じられます。
口に含むと、フレッシュな酸味を伴う甘味が広がります。
完熟リンゴや砂糖漬けの柑橘類、紅茶を思わせる複雑でエレガントな風味が余韻にも長く続きます。
アルコール度数は11.5%。
そのままデザートワインとして楽しむのがオススメですが、フォアグラなどとも好相性です。
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タイプ | 白、貴腐 |
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ヴィンテージ | 2016年 |
生産国・地域 | ハンガリー |
ブドウ品種 | その他の品種 |
生産者 | ジュリエット・ビクター |
[最終更新日]
ジュリエット・ビクター・サモロドニ・2016 補足情報
ハンガリーのトカイ地方で生産される貴腐ワインです。
葡萄品種は、フルミント種を主体に構成されています。
「ジュリエット・ビクター・サモロドニ・2016」はインターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて95点を獲得しているほか、女性審査員が選ぶ日本のワインコンクール「サクラアワード」2019年にて金賞を受賞しています。
「サモロドニ」とは、貴腐葡萄とそうでない葡萄とを選別せずそのまま一緒に醸造させて造るワイン。
トカイワインの中でも古くから定義されているクラスである「サモロドニ」は、伝統的な醸造手法が現代でも引き継がれていることでも他のクラスと異なっています。
このため、ヴィンテージごとに味わいが異なるのも「サモロドニ」の特徴のひとつ。
「ジュリエット・ビクター・サモロドニ・2016」は残糖度が160.8g/lの一方、酸度が8.66g/lとやや酸味の強い仕上がりです。
ジュリエット・ビクターは、ハンガリーのトカイ地方のマード村で葡萄栽培からワイン造りを行っているワイナリーです。
伝統的な手法と現代的な手法をバランス良く組み合わせて活用しつつ、テロワールを活かした高品質なワインを生産しています。
また、ワイナリーの建物はマードの公共建造物などに隣接しており、ハンガリーの文化と歴史を感じられる佇まいとなっています。
世界三大貴腐ワインのひとつに挙げられる「トカイワイン」。
トカイワインとは、ハンガリーのトカイ地方を中心とした特定の地域で生産されるワインの総称ですが、中でも代表的な貴腐ワインを指して「トカイワイン」と呼称されている場面もよく見られます。
トカイワインには固有品種であるフルミント種が主に使用されますが、ハールシュレヴェルー種、イエロー・マスカット種といった品種もブレンドされることが一般的です。
「トカイ・エッセンシア」「トカイ・サモロドニ」「トカイ・アスー・3-6プットニョシュ」など様々なクラスに分類され、それぞれ葡萄品種や貴腐化した果実の割合、糖度、熟成期間などに基準が定められています。
中でも、近年は「トカイ・ドライワイン」と呼ばれる辛口仕上げのワインの人気が高まっており、ヨーロッパや欧米でも注目されているカテゴリーとなっています。
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葡萄院駄目代の
お気に入り指数
★★★
香りもフルーティで紅茶やリンゴのコンポートなどを連想する上品であっさりとした甘さがあります。
余韻が長く続きますが、スッキリした印象の甘味で、爽やかに感じられます。
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