カッシェロ・デル・ディアブロ・ペドロ・ヒメネス・2019 補足情報

葡萄品種は、チリのリマリ・ヴァレー産のペドロ・ヒメネス種のみ使用されています。
ペドロ・ヒメネス種は、チリで一般的に愛飲されているピスコ(蒸留酒)の原料として栽培されている伝統的な品種。
スペインのシェリー酒に使用される葡萄品種に同名のものがありますが、そちらとは別の品種だと言われており、表記もXimenez(スペイン)とJimenez(チリ)という異なるものとなっています。

「カッシェロ・デル・ディアブロ」シリーズから2020年3月にリリースされた「ペドロ・ヒメネス」。
爽やかな風味で、暑い季節にもさっぱりと楽しめる白ワインです。
程よい酸味とふくよかな甘味は、冷蔵庫でしっかりめに冷やしても味わい豊か。
アウトドアのお供にもぴったりです。

「ディアブロ」の名の由来は、ワインにまつわる『悪魔の蔵』の伝説です。
昔、貯蔵してあるワインが美味しすぎて盗み飲みが絶えなかったため、創立者ドン・メルチョー氏が『この蔵には悪魔が棲んでいる』という噂を流して、盗み飲みされないようにしたのだそう。
ちなみに、この蔵はコンチャ・イ・トロ社に現存しているそうです。