リッジ・シャルドネ・エステート・2010 補足情報

葡萄品種は、モンテベロ産シャルドネ種のみで構成されています。
収量ひいては生産量が少なく、非常に希少なワインです。

リッジ・ヴィンヤーズがシャルドネのワインを生産し始めた1962年当時は、モンテベロの自社畑のワインは10樽以下しか生産できず、主にワイナリー直売でのみ扱われていました。
その後、当時の樹木は古木となって生産量が非常に低下したため、1985年頃には自社畑から場所を移し比較的若い樹木で生産するようになりました。
この当時は、移転した区画が自社畑ではないことから、地区名をとってワイン名に「サンタ・クルーズ・マウンテンズ」と冠していました。
さらに時がたち、2009年には自社畑産として「エステート・シャルドネ」に名前を改めたという経緯があります。
区画による品質差が大きく、抜きんでて素晴らしい品質の葡萄が収穫できた年には、ごく少量のフラッグシップワイン「モンテベロ・シャルドネ」として数量などが限定でリリースされます。