サブリナ・アクト2・2016
SUBRINA ACT2 2016
ベリー類や黒系果実などを連想する凝縮感のあるフルーティで甘やかな香りが感じられます。
しっとりとしたフルーティな甘味と柔らかな酸味、ふくよかな旨味で、落ち着きがありつつもボリューム感のある味わいで、余韻が長く続きます。
シルキーなタンニンが味わいの中に溶け込んでおり、上品な印象のフルボディです。
アルコール度数は15%。
タイプ | 赤 |
---|---|
ヴィンテージ | 2016年 |
生産国・地域 | 南アフリカ |
ブドウ品種 | シラー |
生産者 | グレイスランド・ヴィンヤード |
[最終更新日]
サブリナ・アクト2・2016 補足情報
葡萄品種は、シラー種のみが使用されています。
南アフリカでも最高級の赤ワイン生産地として世界に認められるステレンボッシュのゴールドトライアングル地域に位置するグレイスランド・ヴィンヤード(Graceland Vineyards)が、化学物質を最小限に抑え、機械に頼らない手作りの工程で丁寧に造り上げたフルボディワイン。
2016年にリリースされた「サブリナ・2011」に続く第二弾の南伊豆海底熟成ワインです。
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シラー種のワインは重厚な仕上がりになっているものが多い中、静岡県の南伊豆・奥石廊中木沖、知る人ぞ知る「ヒリゾ浜」の海底貯蔵庫で約半年間熟成されたワインです。
「SUBRINA」という名前は、海より誕生した美しい女性をイメージしてつけられたものだそうです。
海底で過ごす熟成期間中、ボトルには石灰やフジツボなどが付着し、世界にひとつだけの模様が描き出されます。
2020年6月に引き揚げられた限定2,000本のボトルにはそれぞれにシリアルナンバーが付与され、そのスペシャル感を深く実感できます。
海底での熟成に耐えられるよう、ボトルの形状やコルク、またコルクを水圧から守るシーリングワックスなどに様々な工夫が凝らされています。
ラベルも海水ではがれてしまうため、ワイン名はサンドブラストで直接ボトルに彫刻されています。
シーリングワックスをはがす作業は少々骨が折れますが、開封できた時の喜びはひとしお。
また、ワインの持つ上質な味わいが、その苦労に報いてくれます。
公式サイト:
http://www.subrina.info/
[提供・協力]
株式会社コモンセンス
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葡萄院駄目代の
お気に入り指数
★★★
アタックは強めですが、飲み口はあくまでも柔らかく、ガツンとした味わいではなく落ち着きのある重みのある味わいです。
しっとりとした果実味とシルキーなタンニンで、長い余韻と共に重厚感が徐々に実感できる、非常に落ち着きのある印象です。
しっかりとしたフルボディにも関わらず非常に飲みやすい上質な味わいなので、フルボディは苦手な方にもオススメの1本。
葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★★
舌の奥に残る味わいも香りもしっとりと長く続きます。
抜栓はちょっと苦労しますが、それだけの価値のある高級感ある味。
海底から上がってきたというロマンを感じるワイン♪
[お気に入り指数解説] ★…ちょっと好きかも ★★…好き♪ ★★★…お気に入りです!