グラン・ヴァン・ルージュ・2017

Grand Vin Rouge 2017

ベリー類やカシス、プラムといった凝縮した果実の香りの中に、スパイスやリコリス、葉巻などの香りが感じられます。
余韻には、ミントを思わせる青みのある香りが顔をのぞかせます。
重厚で凝縮感のあるフルボディながら、タンニンが非常に滑らかで、フレッシュ感も持ちあせている点が個性的な、エレガントな味わいです。
アルコール度数は14.5%。
ソースを添えた牛肉の牛肉料理や、鹿やイノシシなどジビエ料理、Ｔボーンステーキと好相性です。

グラン・ヴァン・ルージュ・2017 補足情報を見る

タイプ	赤
ヴィンテージ	2017年
生産国・地域	フランス
ブドウ品種	シラー、グルナッシュ、カリニャン、その他の品種
生産者	シャトー・リヴィエール・ル・オー

[最終更新日] 2020年12月18日

葡萄院駄目代の
お気に入り指数

★

ブルーベリージャムの香りの中に、プラムやなめし皮物を思わせる香も感じられます。
やや動物的な印象もある香り。
スッと飲める清々しい飲み口で、濃厚ながら重さはあまり感じません。
酸味はほとんど感じられず、タンニンは辛めかつ非常にシルキー。
どこか鋭利な印象を持つ、シャープでジューシーな味わいです。
80%カカオのチョコレートのようなイメージも。
抜栓後一時間ほどで、まろやかさと柔らかさが増す印象。
デキャンタージュがおすすめです。

葡萄院蛇子の
お気に入り指数

★

王道！といった感じのベリー類の香り。
抜栓直後は、渋味の中に遠く甘味を感じる味わいで、渋味が強く、ビターチョコレートを連想する風味です。
抜栓後一時間ほど経過すると、味わいに複雑味が増し、広がりやまろやかさが現れます。
時間の経過を楽しめるワインです。

[お気に入り指数解説] ★…ちょっと好きかも　★★…好き♪　★★★…お気に入りです！

グラン・ヴァン・ルージュ・2017 補足情報

葡萄品種は、ムールヴェードル種55%、シラー種30%、グルナッシュ種10%、カリニャン種5%で構成されています。
南仏ラングドック地方のラ・クラープと呼ばれる畑にて高樹齢の葡萄を用いて低収量で栽培された果実が使用されており、高い品質を誇るワインです。
醸造家は、シャトー・ラフィット所属時代にパーカーポイント100点を獲得した経験を持つエリック・ファーブル氏。
「グラン・ヴァン」シリーズは、複数のマスター・オブ・ワインホルダーから高い評価を得ています。