モエ・エ・シャンドン・グラン・ヴィンテージ・2012
Moët et Chandon GRAND VINTAGE 2012
口に含むと、しなやかで瑞々しく、また柔らかさのあるテクスチャーが広がります。
はじめに感じた甘味が、長く尾をひくような酸味へと変化し、グレープフルーツやヨードを連想する風味に続き、スパイシーの香りのある余韻が現れます。
優しくフレッシュ感のある調和としっかりとした個性が感じられる味わいです。
アルコール度数は12.5%。
モエ・エ・シャンドン・グラン・ヴィンテージ・2012 補足情報を見る
タイプ | 白、スパークリング |
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ヴィンテージ | 2012年 |
生産国・地域 | シャンパーニュ ( フランス ) |
ブドウ品種 | |
生産者 | モエ・エ・シャンドン |
[最終更新日]
モエ・エ・シャンドン・グラン・ヴィンテージ・2012 補足情報
葡萄品種は、シャルドネ種41%、ピノ・ノワール種33%、ムニエ種26%で構成されています。
デゴルジュマン後の熟成期間は最低6か月、ドザージュは5g/l、セラーでの熟成期間は5年。
天候に恵まれて抜群に品質のよい葡萄が育った年に、その年のワインだけを使用して造られるモエ・エ・シャンドンのグラン・ヴィンテージ。
法定熟成年数より長い期間をかけて熟成させることにより強い個性を持ったヴィンテージ・シャンパンは、醸造最高責任者(ブノワ・ゴエズ氏)の自由な発想と芸術性によって完成されます。
葡萄の個性とポテンシャルが惜しみなく表現されたグラン・ヴィンテージの味わいは、その稀少さもあり、究極のシャンパンとして愛好家から礼讃され続けています。
2012年は、ワイン醸造史を代表する未曾有の1年となったヴィンテージです。
冬の降霜は初春から晩春を迎えても止まず、土砂降りの豪雨とみぞれ混じりの嵐、開花期の寒波が次々と葡萄畑を襲い、さらに夏の終わりには、猛暑と干ばつがさらなる試練を与えました。
8月に入るとようやく、暑く乾いた天候と収穫量の低下が相まって、葡萄の病害が治まり、果実が健やかに熟しはじめました。
その結果、2012年は、収穫量は少ないながらも、甘味と酸味が過去10年間で最も強い傑出した葡萄が完成しました。
「モエ・エ・シャンドン・グラン・ヴィンテージ・2012」は、その年にことのほか良い出来であったムニエから醸造したワインをアサンブラージュの主役に、シャルドネの存在感を抑えた珍しいブレンドに仕上げられています。
優しい味わいのフレッシュで調和のとれた、春から夏へと向かう季節の移ろいを感じさせるヴィンテージ・シャンパンです。
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葡萄院駄目代の
お気に入り指数
★★
口に含むと、しっかりとした泡とともに酸味が弾け、爽やかでくっきりとした味わいが広がります。
えぐみは全くなく、クリアで生き生きとした味わいです。
後味もすっきりとしていてエレガント。
葡萄院冷庫の
お気に入り指数
★★
口に含むと、ハチミツのような甘味も。
炭酸が強めで、すっきりしていて飲みやすい味わいです。
葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★
アップルパイのような香ばしい香りが広がります。
甘味は穏やかで、微炭酸はすっきりと心地よい口当たり。
すっきりした飲み心地です。
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