シャトー・ディケム・2002
Château d'Yquem 2002
2002年のシャトー・ディケムは、ワインスペクテーター誌では最高評価、ゴーミヨ誌5ツ星では20点中19点、クラスマン最高評価3ツ星では20点中18点を獲得した高評価の1本。
全般的に日照が少なく熟成が不均一になった難しい年にもかかわらず、「最良のディケムのテロワールを表現するヴィンテージの一つであり、甘さと酸味の間で顕著なバランスを備えています。」とシャトーもその品質を保証しています。
全般的に日照が少なく熟成が不均一になった難しい年にもかかわらず、「最良のディケムのテロワールを表現するヴィンテージの一つであり、甘さと酸味の間で顕著なバランスを備えています。」とシャトーもその品質を保証しています。
タイプ | 白、貴腐 |
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ヴィンテージ | 2002年 |
生産国・地域 | ボルドー ( フランス ) |
ブドウ品種 | ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、その他の品種 |
生産者 | Château d'Yquem |
[最終更新日]
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シャトー・ディケム・2002 補足情報
Château d’Yquem 2002
数百年のワイン作りの歴史を持つボルドーの中でも、最も古いシャトーのひとつであるシャトー・ディケム。
生産される貴腐ワインは、ソーテルヌの中でも特別級の格付けを与えられており、多くの小説や漫画作品でも取り上げられている、多くのファンを持つワインです。
セミヨン種80%、ソーヴィニョン・ブラン種20%で構成。
極甘口でありながら、今まで一度も補糖をしたことがなく、絶対的な補糖拒否のその姿勢が、シャトーの誇りとなっています。
また、葡萄の樹齢を高く保つことや生産の制限、完熟した貴腐果粒だけを手摘みする摘果方法、樽は全てオークの新樽を使用することなど、品質に対して妥協を許さないワイン造りが、最高級品としての格を長年に亘り保ち続けるポイント。
完璧さを維持するために、不作の年には生産を行わないというスタイルもまた有名。
ちなみに、1930年、1951年、1952年、1964年、1972年、1974年が、生産されなかった年です。
飲み頃は100年ほど続くとも言われる、まさに飲む宝石とも言えそうなワイン。
生涯に一度は味わってみるべき1本です。