白水アンフィルタード・シャルドネ・#6-B・2020 補足情報

葡萄品種は、宮崎県産のシャルドネ種のみが使用されています。
都農ワインの自社畑である牧内農園の白水エリア内にある「シャルドネ6区」「シャルドネ13区」という最良の畑で栽培された果実を中心に醸造されているワインです。
果汁を樽発酵・樽熟成し、マロラクティック発酵、シュール・リーによって、トロピカルフルーツのような甘い香りと樽香を持った滑らかかつ重厚な味わいへと仕上げられています。

2019ヴィンテージ：「インターナショナル・ワイン・チャレンジ 2021」銀賞受賞、「香港インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション2020」銅賞受賞
2018ヴィンテージ：「ジャパン・ワイン・チャレンジ2020」銀賞受賞、「日本ワインコンクール2019」銀賞受賞
2016ヴィンテージ：「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018」銀賞受賞

【都農ワインのテイスティングコメント】
樽由来のバニラ香に白桃のような柔らかい香りが第一印象。グラスを回すと、熟したリンゴ、バナナといったフルーティーな香りが際立ちます。ビスケットやハーブの複雑な香りも現れ、長く香りの変化を楽しめそうです。
上品な口当たりと豊かな果実味が口全体に広がります。鼻に抜けるフローラルな香り。長く余韻に残る日向夏(ひゅうがなつ)のような酸味と苦みが、全体のバランスを引き締めています。全体に凝縮感があり、ほかのシャルドネと比べると重厚な味わいです。味わいの変化とともに、1本をゆっくり楽しむことができます。
まだまだ閉じている印象ですが、グラスを回すたびに変化する香りやフレッシュな酸味と濃縮感ある味わいから予測をすると、熟成に大変期待できそうです。現時点でも十二分に楽しめるフレッシュさや華やかさもありますが、清酒の生酒のように保存方法に気をつけながら、瓶熟成による変化も楽しみです。

都農ワイン(TSUNO WINE/つのわいん/ツノワイン)は、1996年11月に宮崎県児湯郡都農町にオープンしたワイナリーです。
「ワインは地酒であるべきだ」という信念のもと地元の方々に愛されるワイナリーを目指し創業。
地元産葡萄を100％使い、地元の風土を表現するワインを造り続けています。
宮崎の豊富な日照を受けた葡萄で造るワインは、フルーティーで華やかなスタイルが特徴です。

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[写真提供・協力] 株式会社ジュン