ブッチ・2020
bucci 2020
黒スグリやブラックベリーのような黒い果実感に、甘味も伴うような凝縮された果実味と旨味が感じられる、とてもリッチなフレーバーのミディアムボディ。
本来ならば1ランク上のワインに使用するために樽熟成していたメルローを誤ってブレンドしたことで生まれたという、ユニークな経緯を持つワインです。
アルコール度数は12%。
本来ならば1ランク上のワインに使用するために樽熟成していたメルローを誤ってブレンドしたことで生まれたという、ユニークな経緯を持つワインです。
アルコール度数は12%。
タイプ | 赤 |
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ヴィンテージ | 2020年 |
生産国・地域 | 日本 |
ブドウ品種 | メルロー、マスカット・ベーリーA |
生産者 | ファットリア・アルフィオーレ |
[最終更新日]
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ブッチ・2020 補足情報
葡萄品種は、マスカット・ベーリーA種68%、メルロー種32%で構成されています。
Fattoria AL FIOREで飼われているネコをモチーフにした、人気のネコシリーズワインですが、この「ブッチ・2020」は、本来はワンランク上のワインに使用するために樽熟成していたメルローを誤ってブレンドしてしまったという経緯で生まれたため、リッチな風味を持つワインに仕上がっています。
【醸造家・目黒浩敬氏のコメント】
ネコシリーズ最後の7種類目を飾るブッチは、山形県大江町の新規契約農家・田中洋輔(たなかようすけ)さんのマスカット・ベーリーAと、FAFシリーズのRosso(ロッソ)でお馴染みの農家・大野さんのメルローをブレンドした赤ワインです。黒スグリやブラックベリーのような黒い果実感に、甘味を感じてしまうかのような凝縮された果実味と旨味が相まって、とてもリッチなフレーバーのワインです。と言いますのも、今年は何を勘違いしてしまったのか、樽熟成していたマスカット・ベーリーAと同じ場所に重ねて置いていた、大野さんのメルロー(本来であれば、もうワンランク上のラインアップであるFAFシリーズのverde用に樽熟成しておいたもの)を、誤ってアッサンブラージュしてしまいました(汗・笑)。結果、ネコシリーズというカジュアルラインながらも、とても深みと果実味に富んだブッチに仕上がっております!
開放槽にてマスカット・ベーリーAとメルローを混醸で(これは計画通り・笑)、10日間スキンコンタクト後に優しく短時間でプレスしたのち、オーク樽にて1カ月間熟成。樽出し時に想定外のメルローをアッサンブラージュし、ステンレスタンクにて4カ月間熟成後にボトリング。さらに、3カ月間落ち着かせながら追熟させてリリースしました。
Fattoria AL FIORE(ファットリア アルフィオーレ/ふぁっとりあ あるふぃおーれ)は、2015年からワインを生産している「農場=Fattoria」と代表の目黒浩敬(めぐろひろたか)氏が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストラン「AL FIORE」の名前を冠し、宮城県柴田郡川崎町に設立されました。
「一輪の花」を意味するAL FIOREという言葉には、「もっと多くの人々の幸せへと広がるように」という願いが込められています。
廃校になった小学校の体育館を改修して使用しており、多くの人の想いが詰まったワイナリーです。
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https://wa-syu.com/products/cba31230
[写真提供・協力] 株式会社ジュン