ヒップホップ・オレンジ・2021 補足情報

葡萄品種は、山形県南陽市産のデラウェア種のみが使用されています。
自家農園で農薬無散布(ボルドー、硫⻩合剤も無散布)で栽培した果実をマセラシオンカルボニックによって自然発酵させ、瓶内二次発酵で微発泡に仕立てたスパークリングワインです。

【醸造家・岩谷澄人(いわやすみと)氏のコメント】
南陽市にある圃場(松沢・大沢山)で僕らが農薬無散布(ボルドー、硫⻩合剤も無散布)で栽培したデラウェア100%で造りました。春にビニール被覆し南陽市の風を充分に通らせ育てたデラウェアです。破砕と全房を交互にタンクに積み上げてタンク上部をビニールで密栓し、40日間マセラシオンカルボニック(MC)させ、一切触らず自然発酵させ、その後搾汁し、最終発酵終了後瓶内二次発酵させました。アルコール12%という飲みごたえと共に柑橘のビター感がハジける泡感により、しっかりとした「微発泡ワイン」が楽しめるでしょう。2021年産はアフターのビターフルーツ感の余韻が楽しめると思います。もちろん泡感が少なくなってもスティルワインとしても楽しめます。出来立ての今、そして熟成させてもこの感覚を楽しんでくれたら幸いです。音楽の「HipHop」のように自然に「お尻浮き」が感じられるのが「HipHop」シリーズです。ぼくが⻑年造り続けてきた「デラウェア微発泡辛口ワイン」はここ「Yellow Magic Winery」にてさらに進化させていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

イエローマジックワイナリー(YellowMagicWinery/いえろーまじっくわいなりー)は、山形南陽市赤湯に2019年9月27日に開設したワイナリー。
醸造家の岩谷澄人(いわやすみと)氏は滋賀のヒトミワイナリー、そして大阪の島之内フジマル醸造での醸造経験を経て、デラウェアの聖地「山形南陽市赤湯」にて、今までの経験の集大成として独自のワイナリーを設立しました。
垣根でのマスカット・ベーリーAやヴィニフェラ葡萄栽培、そして棚仕立てのデラウェアなどの生食用品種栽培、契約栽培葡萄から生まれる身体にしみるうま味を感じるワイン作りを目指しています。
「YellowMagicWinery」とは「黄色魔術醸造所」。
アジア、そして日本人の感性に響く、この地に生まれてよかったと感じられる「日本ワイン」をコンセプトとしています。
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[写真提供・協力] 株式会社ジュン