2019・ピノ・ノワール・こことあるシリーズ
2019 Pinot Noir
フレッシュな果実味を感じられる、エレガントなミディアムボディ。
熟成ポテンシャルを持った、日本最高峰のピノ・ノワールです。
アルコール度数は12%。
ベーコンとルッコラのサラダ、茸のホイル焼き、ポルチーニ茸のリゾット、煮穴子、鮪の漬け、鴨胸肉のロースト オレンジ風味、サムギョプサル、豚バラ肉のミルフィーユ鍋、みたらし団子などと好相性です。
熟成ポテンシャルを持った、日本最高峰のピノ・ノワールです。
アルコール度数は12%。
ベーコンとルッコラのサラダ、茸のホイル焼き、ポルチーニ茸のリゾット、煮穴子、鮪の漬け、鴨胸肉のロースト オレンジ風味、サムギョプサル、豚バラ肉のミルフィーユ鍋、みたらし団子などと好相性です。
2019・ピノ・ノワール・こことあるシリーズ 補足情報を見る
タイプ | 赤 |
---|---|
ヴィンテージ | 2019年 |
生産国・地域 | 日本 |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール |
生産者 | ココ・ファーム・ワイナリー |
[最終更新日]
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2019・ピノ・ノワール・こことあるシリーズ 補足情報
葡萄品種は、北海道余市産のピノ・ノワール種のみが使用されています。
数多くの生産者に影響を与えてきた現代の日本ワインのキーパーソン、北海道「10R(とあーる)ワイナリー」のブルース・ガットラヴ氏と「ココ・ファーム・ワイナリー」とのコラボレーションによる「こことあるシリーズ」。
日本の北海道余市の優れた栽培家である木村農園が新しい畑で育てたピノ・ノワールを野生酵母で醸し、古樽で熟成させて仕上げたミディアムボディです。
桜をモチーフにしたイラストで和を感じさせるラベルも魅力的なワイン。
【ワイナリーのコメント】
高品質のピノ・ノワールを造ることは、簡単なことではありません。ピノ・ノワールは、いろいろな面で栽培が難しいのです。第一に、ピノ・ノワールは、他のブドウ品種以上に生育場所を選びます。シャルドネは、異なる土壌、異なる気候など、さまざまな環境条件下でも、そこそこ良いワインを造ることができます。しかしピノ・ノワールは、限られた範囲の土壌と天候のもとでしか通用しません。ブドウが居心地の悪い状態で栽培すると、本領が発揮できず、退屈な赤ワインになってしまいがちです。おまけに、収穫量に関しても特殊な品種で、適切な収穫量を少しでも超えて収穫しようとするなら、ブドウ(そしてそのワイン)から味わい深さや個性を奪ってしまいます。セラーでも、ピノ・ノワールは注文の多いパートナーです。非常に優しく扱わなければ、この品種特有の繊細さ、シルキーさ、そして幽玄なアロマがそこなわれ、不格好なワインになってしまいます。しかし、このような多くの困難があるにもかかわらず、人々は挑戦することをやめようとしません。むしろ、これだけ多くの人が挑戦し、挫折しているのだから、ピノ・ノワールの素晴らしさを再認識することができるというものです。軽やかで複雑なアロマ、絹のような口当たり、恋人のような優しい余韻・・・素晴らしいピノ・ノワールを一度体験すれば、このブドウが到達できる高みに誰もが納得することでしょう。そして私たちワイン造りは、気まぐれなパートナーの魔法にかかってしまうのです。「こことあるシリーズ」のピノ・ノワールは、余市に新しく植えられた畑からスタートしました。生産者は、日本の誰よりも多くそして長くピノ・ノワールを栽培している家族経営の木村家です。私たちはこの家族を長い間知っており、彼らの高品質なピノ・ノワール栽培への献身を尊敬しています。この新しい畑は、赤色粘土ローム土壌の西向きの急斜面にあり、ブドウの木は愛情を持って手入れされ、よく熟したピノ・ノワールを適度な量だけ生産しています。セラーでは、ココ・トアル哲学に基づき、ブドウは軽く破砕され、野生酵母で適度な温度で発酵させ、優しくプレスし、古樽で熟成しました。ビン詰め時にわずかな二酸化硫黄を加える以外は何も加えず、ダメージを与えるような濾過装置の使用も避けて醸造した「こことあるシリーズ」の「2019 ピノ・ノワール」です。A Votre santé! 乾杯!
・飲み頃について
2021~2024年は、フレッシュな果実味のある味わいが続きます。2025年からは、熟成により果実の香りが落ち着き、旨味や凝縮感が増していくでしょう。
ココ・ファーム・ワイナリー(COCO FARM&WINERY/ここふぁーむわいなりー)は、栃木県を代表するワイナリー。
1958年に中学の特殊学級の教員だった川田昇(かわたのぼる)氏と特殊学級の子どもたちが中心となり、2年がかりで勾配38度3ヘクタールの畑を開墾。
その麓に、こころみ学園が設立された後、ココ・ファーム・ワイナリーが設立され、醸造の認可が下りワイン造りがスタートしました。
急斜面の畑地は葡萄の生育に良いだけでなく、その畑に関わる体験は、こころみ学園の子どもたちの心身の成長にも大きく寄与しているとのこと。
ワイナリーの敷地内には、こころみ学園栽培の新鮮野菜やハーブ、足利マール牛など、地元の農産物や安全な素材を中心に、 自家製ワインとともに美味しい料理が楽しめるココ・ファーム・カフェや、葡萄畑や醸造タンクも見渡せるワインショップが併設されています。
▼ wa-syu OFFICIAL ONLINE SHOP 『2020・ぴのぐり・こことあるシリーズ』購入ページ
https://wa-syu.com/products/cbs23600
[写真提供・協力] 株式会社ジュン