ナタン・樽デラ・04 補足情報

葡萄品種は、山形県産デラウェア種のみが使用されています。
アメリカンオーク樽で熟成させることにより、バターのニュアンスや甘く香ばしい香りが溶け込んだ、コクのある辛口白ワインです。
ボトルの封印に使われている蜜蝋は、ワイナリーの代表でもある、栽培醸造家・井下奈未香(いのしたなみか)氏のワイン造りをサポートする内田直子(うちだなおこ/通称：なおちゃん)氏の義父であり蜜蝋生産者である内田悦正(うちだよしただ)氏によるものだそうです。

【栽培醸造家・井下奈未香氏のコメント】
果実味やコク、味わいの奥深さやボリュームを引き出したデラウェアをアメリカンオークで熟成させました。デラウェアの豊かな香りや人懐っこさと、樽の甘く香ばしい香りがちょうどバランス良く一体化したタイミングで詰め込み、蜜蝋で封印しています。

Natan葡萄酒醸造所(Natan Budoushu Jozojo/なたんぶどうしゅじょうぞうしょ/ナタンブドウシュジョウゾウショ)は、奈良のワインバーでソムリエとして活躍していた井下奈未香(いのしたなみか)氏が、2021年に創業した、徳島県初のワイナリー。
井下氏はワインと醸造家の関係性に嫉妬し、ソムリエから醸造家へと転身し、大阪の「島之内フジマル醸造所」での委託醸造を経て、2021年に自社醸造を開始しました。
“栽培・醸造・お客様とのご縁に対し一貫して愛を添えて向き合います=「and love」”を理念に、徳島県三好市池田町にて、葡萄栽培から醸造までを一貫して手掛けています。
ロゴモチーフでもある「魔女」は、ワイナリーのシンボル。
「葡萄と微生物の力だけで醸されるワインは、人々を酔わせて、つい本音を語らせる、魔女の媚薬のような存在」と考える井下氏が「あなたに溶け込む魔女の媚薬」をテーマに、葡萄の個性を表現し、添加物には頼らず環境資源によって味わいを引き出し、また無濾過で素材のありのままを活かしたワイン造りを行っています。

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[写真提供・協力] 株式会社ジュン