ラ・クロワ・デ・ゾブレ・2019
LA CROIX DES AUBRAIS 2019
黒系果実やベリー類の果実香に、杉などの青みや紫の花、鉱物のニュアンスが感じられます。
芳醇な果実味にのびやかな酸味、きめ細やかなタンニンを持った味わい。
エレガントな余韻が長く続きます。
アルコール度数は14%。
某有名シャトーがボルドー格付け「GRAND CRU CLASSE」、ポイヤック格付け第二級という情報のみの匿名を条件にリリースしたというミステリアスなワインです。
タイプ | 赤 |
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ヴィンテージ | 2019年 |
生産国・地域 | ボルドー ( フランス ) |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、その他の品種 |
生産者 | 非公開 |
[最終更新日]
ラ・クロワ・デ・ゾブレ・2019 補足情報
葡萄品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン種45%、メルロー種35%、カベルネ・フラン種12%、プティ・ヴェルト種8%で構成されています。
「ラ・クロワ・デ・ゾブレ」は、「vin déclassé(ヴァン・デクラッセ)」と呼ばれる、いわば格落ちに属するワイン。
ボルドーワインには、フラッグシップワインであるファーストラベルや、ファーストラベルほどの品質ではないもののカジュアルさやコスパの良さが魅力のセカンドラベルやサードラベルといったワインがありますが、ヴァン・デクラッセはそれらに含めることができなかった素材を用いたワインです。
ワインのブレンドで選ばれなかったなど様々な理由で余った樽を取引のあるネゴシアンに販売し、限られた消費者に生産者非公開で販売されるのがヴァン・デクラッセです。
「ラ・クロワ・デ・ゾブレ」は、生産者名は非公開ではあるものの、ポイヤックの2級格付けシャトーであるということは公表されています。
ポイヤックの2級格付けシャトーにはシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド、シャトー・ピション・ロングヴィル・バロンの2シャトーのみであり、どちらが生産者であっても掘り出し物ワインと言える1本です。
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
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葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★
トップクラスの某有名シャトーが手掛けた秘蔵ワインというバックグラウンドを知って、改めて味わってみましたが、やはりカジュアルな印象のある味わい。
抜栓したてはアルコールのにおいが強かったですが、時間の経過とともに、カシスや青い野菜の風味がしっかりと感じられるようになります。
駄目代さんがお好きな風味のワインだと思います。
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