キュヴェ・ラトゥール・ルージュ・2021 補足情報

葡萄品種は、コート・ドール南部産のピノ・ノワール種のみで構成されています。
コート・ド・ボーヌのワイン愛好家のために造られたワインで、平均樹齢30年のピノ・ノワールを手摘みで収穫し、12ヶ月の熟成を経て仕上げられた、バランスに優れた味わいのブルゴーニュ産ミディアムボディです。

ルイ・ラトゥールは、フランス革命直後の1797年にブルゴーニュでワイン醸造家かつネゴシアンとして創業したワイナリーです。
ヨーロッパでフィロキセラの虫害が猛威を奮った19世紀後半、4代目当主は従来のピノ・ノワール種に替わりシャルドネ種を植樹するという大胆な改革を実施し、後にブルゴーニュ2大白ワインのひとつに挙げられる「コルトン・シャルルマーニュ」を誕生させ、世界中を魅了しました。
今では、コート・ドール最大規模の特級畑を所有する名門ワイナリーとして「コルトンの帝王」と称される存在となっています。