アス・ラディエラス・2021
As Ladieras 2021
ベリー類の果実香に、フローラルさも感じられる中、ほのかにスモーキーさも持った香りが感じられます。
口に含むと、赤系ベリーのようなフレッシュ感を伴った甘酸っぱい果実味、程よい渋み、またブラックペッパーなどのスパイス香が広がります。
余韻は長く、樽由来の複雑さのある風味が続きます。
アルコール度数は13.5%。
タイプ | 赤 |
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ヴィンテージ | 2021年 |
生産国・地域 | スペイン |
ブドウ品種 | グルナッシュ |
生産者 | クエヴァス・デ・アロム |
[最終更新日]
アス・ラディエラス・2021 補足情報
葡萄品種は、ガルナッチャ(グルナッシュ)種のみが使用されています。
樹齢50年以上の葡萄から収穫した果実を使用し、野生酵母のみで醸して造られる、わずか7700本のみの希少なワイン。
「アス・ラディエラス(As Ladieras)」とは、スペインのアラゴン州の言語であるアラゴン語で、斜面やスロープを指す言葉。
「アス・ラディエラス」に使用された葡萄の畑がすべて斜面にあることからつけられたワイン名です。
クエヴァス・デ・アロムは、スペイン出身のマスター・オブ・ワイン、フェルナンド・モラ氏が設立したワイナリーです。
モラ氏が最も好む葡萄品種であるガルナッチャ(グルナッシュ)の新たな可能性を求め、ガルナッチャの原産地であるアラゴン州にて、サント・クリスト協同組合の施設を使用してワイン造りを手掛けています。
ワイナリー名は、アラゴン語でワイン造り用の洞窟を示す「クエヴァス・カーヴ」と自身の名前「モラ(Mora)」を反対から記述した言葉を組み合わせたもの。
ワイン名もすべてアラゴン語で名付けられています。
選び抜かれた畑、天然酵母、卵型タンク、オーク樽熟成など、モラ氏の経験と卓越したセンスによって整えられた数々の設備や条件、醸造技術が生み出すワインは、その厳しいこだわりにより、生産量はごく少数。
その少数のワインは、独占買付を避けるべく、各国のインポーターへ割り付けられるようモラ氏が調整しています。
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
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葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★
アルコールのにおいがやや強めな印象。
酸味と渋みのバランスが良く、味わいはなかなかユニーク。
飲み続けると、歯がきしむような感覚も。
抜栓したての時点では酸味が強く感じられましたが、飲むにつれて甘みがしっかりと感じられるように変化してきます。
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