ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ・2023
Zeller Schwarze Kats 2023
白桃や柑橘系などの果実香に、白い花を思わせるニュアンスが感じられます。
まるみを持ったやや甘口で、心地よい酸味とのバランスがよく、ジューシーな味わいです。
飲み頃温度は4~6℃。
アルコール度数は9%と低めです。
軽いお食事と合わせて、またはワイン単体でも楽しめる1本です。
タイプ | 白 |
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ヴィンテージ | 2023年 |
生産国・地域 | ドイツ |
ブドウ品種 | リースリング、その他の品種 |
生産者 | ジョゼフ・ドラーテン |
[最終更新日]
ツェラー・シュヴァルツェ・カッツ・2023 補足情報
葡萄品種は、リースリング種、ミュラー・トゥルガウ種で構成されています。
ドイツを代表する『黒猫(Schwarze =「黒」、Kats =「猫」)』ワイン。
モーゼル地方の名産品の地酒で、複数のワイナリーが同名のワインを生産しています。
ラベルに描かれている、樽に乗った猫が「黒猫」ワインのトレードマーク。
(猫の足元にちょこっとだけ樽が描かれてますね)
ドイツでは、「黒猫の乗った樽のワインは美味しい」と言われているそうです。
その由来は、100年以上昔から語り継がれている昔話。
ワイン商人がモーゼルのツェル村に、村一番のワインを求めてやってきました。
そして、酒蔵を一軒一軒訪ねて回ったそうです。
3つのワインでどのワインを買い付けるか迷い、試飲を繰り返していると、
一匹の黒猫が1つの樽に乗り、ワイン商人を威嚇しました。
これを見た商人は、その黒猫が乗った樽のワインを買ったところ、その味は上々だった……
そんな昔の伝説から、「黒猫の乗った樽のワインは美味しい」と言われるようになったそうです。
「黒猫」ワインのラベルの中には、伝説そのままに怖い顔をしている黒猫や、背中を丸め毛を逆立てた姿の黒猫が描かれたものがありますが、こちらの黒猫はオシャレな模様とともにちょっと小悪魔的な笑顔に描かれていて可愛いですね。
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葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★
ハチミツのような濃密な甘みが特徴で、まるでクワトロフォルマッジにハチミツをかけたときのようなリッチな味わいを感じました。
アルコール度数が低めで飲みやすいため、ワイン初心者や甘口ワインを好む方に特におすすめ。
エチケットに描かれた黒猫のイラストも魅力的で、その少し生意気な表情がなんとも愛らしく、ボトル自体の存在感も楽しめます♪
ドイツワインらしく、ポテトやソーセージ、チョリソーといったドイツ料理とぴったり。
特に芋料理とのペアリングが秀逸でした。
カルディで手に入るカジュアルさも◎。
[お気に入り指数解説] ★…ちょっと好きかも ★★…好き♪ ★★★…お気に入りです!