タマーヒネ・ソーヴィニヨン・ブラン・2022
TAMAHINE SAUVIGNON BLANC 2022
フレッシュ感のあるシャープな酸味に、深みと重厚感を持った果実味の、複雑さとバランスの良さを併せ持った辛口白ワインです。
すぐに飲んでも楽しめるのはもちろん、熟成ポテンシャルも持った1本です。
アルコール度数は13%。
タマーヒネ・ソーヴィニヨン・ブラン・2022 補足情報を見る
タイプ | 白 |
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ヴィンテージ | 2022年 |
生産国・地域 | ニュージーランド |
ブドウ品種 | ソーヴィニヨン・ブラン |
生産者 | ミスティ・コーヴ・ワインズ |
[最終更新日]
タマーヒネ・ソーヴィニヨン・ブラン・2022 補足情報
葡萄品種は、ソーヴィニヨン・ブラン種のみが使用されています。
オーク樽にて発酵・熟成を行っており、伝統的なブルゴーニュのシャルドネワインと同様の手法で生産されているワインです。
「タマーヒネ・ソーヴィニヨン・ブラン」はミスティ・コーヴ・ワインズの「リミテッド・シリーズ」のひとつで、醸造家のアンドリュー氏が、ワイン生産における伝統や枠組みなどにとらわれず自由さを持って造り出したした挑戦的なワインの中から、特に秀逸なものを厳選してリリースする、数量限定の特別シリーズです。
ワイン名の「タマーヒネ」は、ニュージーランドのマオリ族の言葉で「娘」を意味する言葉であり、かつてニュージーランドの北島と南島を航行していたフェリー船の名称からとったものです。
ミスティ・コーヴ・ワインズが位置するマールボロに住む人々にとって思い出深くアイコニックな名称となっています。
ワインショップソムリエによるワインくじ企画『日本一挑戦ワインくじ』で届いたワインです。
ミスティ・コーヴ・ワインズは、ニュージーランドのリンカーン大学にてワイン醸造学と葡萄栽培学を修め、オランダでワインの輸入販売の会社を立ち上げたアンドリュー・ベイリー氏がオーナーを務めるワイナリーです。
自身のワイン販売の経験から、高価で美味しいワインよりもリーズナブルで美味しいワインを実現したいという強い思いが生まれ、ヴィニュロン(ワイン生産者やワイン用葡萄農家を指すフランス語)としての決意を持って、かつてワインに関する知識を学んだニュージーランドでのワイン生産へと乗りだしました。
ワイン銘醸地であるマールボロの中でもランドマーク的存在として知られるマールボロ・サウンドを生産地に選び、「海に溺れた谷」と呼ばれるほどに霧の多いその土地柄を表現したのが、「ミスティ・コーヴ(霧の入り江)」というワイナリー名です。
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葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★★
香りも味わいも酸味がしっかりと立っており、石灰のようなミネラル感も印象的です。
一方で、"ケモノがグラスの中に浸かっている"というイメージが湧く独特な香りもあり、かなり個性派な一本。
ただ、そのクセは嫌なものではなく、むしろ不思議と惹き込まれてしまう味わいで、ついつい何度もグラスを口へ運んでしまう、クセ強系白ワインです。
ペアリングによる変化も非常に面白く、出汁味の塩せんべい「手塩屋」と合わせてみたところ、グラスの中のケモノが飼いならされたとでも言うような穏やかな印象に。
ワインにほんのりと甘みが現れつつ酸味も抑えられ、まさに奇跡の相性でした。
さらに、スナック菓子の「スコーン(BBQ味)」との組み合わせも良好で、お互いの味を引き立て合い、特にスコーンの旨みがグッと際立ちました。
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