インディヴィド・メルロー・カベルネ・ソーヴィニヨン・2021
INDIVID MERLOT CABERNET SAUVIBNON 2021
プルーンなど黒系果実の凝縮感ある果実香に、タバコの葉を思わせるニュアンスで、重厚感のある香りが感じられます。
赤系果実を連想する酸味を伴った軽快な口当たりに続き、しっかりとしたタンニン、芳醇な果実味が広がります。
アルコール度数は14.5%。
インディヴィド・メルロー・カベルネ・ソーヴィニヨン・2021 補足情報を見る
タイプ | 赤 |
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ヴィンテージ | 2021年 |
生産国・地域 | モルドバ |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー |
生産者 | シャトー・ヴァルテリー |
[最終更新日]
インディヴィド・メルロー・カベルネ・ソーヴィニヨン・2021 補足情報
葡萄品種は、メルロー種、カベルネ・ソーヴィニヨン種で構成されています。
丁寧に選別しつつ手摘みで収穫した果実を、温度管理しつつ品種ごとにステンレスタンクにて醸造し、一部をオーク樽で12カ月熟成し、ブレンドして仕上げられています。
シャトー・ヴァルテリーは、モルドバの首都キシナウから北のオルヘイに位置するワイナリーです。
設立は1996年ですが、「シャトー・ヴァルテリー」となったのは2004年から。
ワインツーリズムにも力を入れており、2008年には複合施設をオープンし、観光スポットとしても人気の生産者です。
ワインの原料はすべて自社畑で栽培されており、国際品種はもちろんモルドバ固有品種も数多く手掛け、ワイン生産に新しい技術を積極的に採り入れつつ環境保全にも注力するなど、モルドバのワイン生産の伝統とテロワールを守りつつ活かしたワイン造りを行っています。
そのクオリティの高いワインは世界35カ国で愛飲されており、国際的なコンクールでも数多くの賞に輝いています。
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葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★★
グラスに注ぐと、まずはプルーンやタバコの葉を思わせる奥行きのある香りが立ち上り、同時にアルコールの香りも終始しっかりと感じられます。
味わいは、酸味のあとにピリッと辛みが追いかけてくる構成で、鉄っぽさのあるミネラル感も特徴的。
重厚感のある香りとは裏腹に、飲み口は意外と軽やか。
一方で、しっかりとした渋みも感じられます。
スナック菓子のドリトスと合わせてみたところ、ワインの酸味が強調され、ドリトスの生地の甘さと相まって、ややちぐはぐな印象に……相性はいまひとつでした。
時間の経過とともに果実味が増し、ラストの一杯ではふくよかな果実の風味が際立つように。
抜栓直後は少し荒さもあるため、しっかりとデキャンタージュすることで、より魅力を引き出せるワインかもしれません。
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