ヴェント・ビアンコ・2021
VENTO BIANCO 2021
口当たりはソフトで、フルーティでボリューム感がありつつ、酸味がスッキリとした味わいです。
後味には酸味とほのかな苦味が続き、爽やかな印象を残します。
アルコール度数は12%。
タイプ | 白 |
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ヴィンテージ | 2021年 |
生産国・地域 | イタリア |
ブドウ品種 | シャルドネ、その他の品種 |
生産者 | トッレヴェント |
[最終更新日]
ヴェント・ビアンコ・2021 補足情報
葡萄品種は、ボンビーノ・ビアンコ種34%、シャルドネ種33%、トレッビアーノ種33%で構成されています。
南イタリアにてサステナブル農法で栽培された、新鮮な完熟葡萄が使用されています。
ヴェント(VENTO)はイタリア語で「風」を指す言葉です。
清々しい風と太陽の恵みが育むワインです。
ラベルデザインにも意味が込められており、背景色のグリーンはイタリア国旗にて「国土」として表現されている色、城のイラストはプーリア州の代表的な城を描いたものとなっています。
「ヴェント・ビアンコ」は、2019年ヴィンテージがサクラ・アワード2021にて金賞を受賞しています。
トッレヴェントは1989年創立のワイナリーで、イタリアのプーリア州にあるD.O.C指定地区、世界遺産カステル・デル・モンテの麓に位置しています。
オーナーのフランチェスコ・リアントニオ氏が修道院跡を改装して設立し、歴史ある畑で葡萄栽培とワイン造りを行っています。
地元の土着品種ウーヴァ・ディ・トロイアに注力しており、かつてはブレンド用だったこの品種で個性豊かなワインを生産することにチャレンジし、現在ではプーリア州を代表するワイナリーとして高く評価されています。
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葡萄院蛇子の
お気に入り指数
★
グレープフルーツの皮や控えめなマスカットを思わせる、繊細な香りがか感じられます。
石灰のようなミネラル感は控えめで、酸味とすっきり感のある軽快な味わい。
今回はキンキンに冷やしていただいたところ、さっぱりとした飲み心地がグビグビと飲めてしまいます。
特に、暑い夏の日に「とりあえず白ワインが飲みたい!」というシーンにぴったりの一本です。
後味には辛みはほとんどなく、むしろほんのりとした甘みが残ります。
室温に近づくにつれて酸味が強まり、その後さらに時間が経過すると、果実味が開いてよりフルーティーな印象へと変化していきます。
室温に近づいた時のふくよかな風味こそが、このワインのポテンシャルを引き出せるベストポイントかも。
温度による味わいの変化を楽しむのがオススメです。
いろいろな料理とも幅広く合わせやすそうな1本です。
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