メルシャン株式会社は、日本産葡萄を100％使用した「シャトー・メルシャン」シリーズの新ヴィンテージワイン発売を発表した。
新ヴィンテージは「シャトー・メルシャン」シリーズ13種からリリースされる。
8月30日(火)より全国発売する。

同時に、葡萄の産地を細分化し、その土地の特長をより表現した新シリーズが発売される。
「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫 2015」、「同 北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫 2015」、「同 安曇野メルロー 2015」の4種。

同社では、秋田県、福島県、長野県、山梨県に自社畑を所有しており、「適地・適品種」の思想のもと、それぞれの土地で育まれた葡萄の個性を生かしたワイン造りを行っている。
日本産葡萄のみを使用し、日本で醸造を行って造られる「日本ワイン」である「シャトー・メルシャン」シリーズは、国内外の様々なコンクールで金賞・銀賞を受賞するなど、国際的にも高い評価を得ている。
2016年に開催されたG7伊勢志摩サミットでは、「シャトー・メルシャン・北信シャルドネ・2014」などが提供され、好評を博した。

シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫 2015

砂礫(されき)質の千曲川右岸から生み出された、芳醇で複雑なアロマや豊富なミネラル感、しっかりとした骨格を感じられる辛口白ワイン。
グレープフルーツなど柑橘系の香りに、バニラ、ナッツなど樽育成に由来する香りが複雑かつ調和して感じられる。
フレッシュな酸味と充実したミネラル感のある味わい。
長い余韻の中に、ハチミツを思わせる香りが現れる。
柑橘を搾った白身魚のカルパッチョ、サーモンのムニエルなどと合わせたい1本。

シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫 2015

粘土質の千曲川左岸から生み出された、豊かなアロマと穏やかな酸味の調和のとれた味わいの辛口白ワイン。
トロピカルフルーツの香りとバニラ、ナッツなど樽育成に由来する香りがバランスよく感じられ、穏やかな酸味やバターを思わせるまったりとした味わいで、長い余韻の中に、ハチミツを思わせる香りが現れる。
クリームソースを用いた肉料理と合わせたい1本。

シャトー・メルシャン 安曇野メルロー 2015

豊かな果実の味わいと重厚感のあるタンニンが、奥深さと芳醇さをもたらしているフルボディの赤ワイン。
黒みがかった濃い紫色で、カシスやブラックベリーのような黒系の果実の香りの中に、スパイスを思わせる香りが感じられる。
凝縮感のある果実味と重みのあるタンニンがある、深みを感じられる味わい。
余韻も長く楽しめる。
仔牛肉のソテー、ヒレ肉のミディアム・レアのステーキ、煮物のような和風の味付けの料理と合わせたい一本。


【北信地区】
長野県北部の長野市豊野町とその周辺、須坂市、高山村を中心として、千曲川沿いの傾斜地に畑が点在しており、右岸と左岸で土壌が異なるという特徴を持つ地域。
粘土質の千曲川の左岸で育った葡萄は全体的に果実香が豊かで穏やかな味わいになり、砂礫(されき)質の右岸の葡萄は味も香りも力強くなる。
左岸と右岸との差をはっきりと味わいで感じられるほど、風土の違いが葡萄に表れる。

【安曇野地区】
西は北アルプス、東は中山山地に囲まれた地形のため、昼夜の温度差が大きく、かつ日照時間も長く、降雨量も少ないことから、葡萄栽培に適した地域。
年間を通じて風通しが良いため、畑の衛生状態も良好。
また土壌は礎が多く、傾斜地であることから水はけも良い土地。

なお、新ヴィンテージワインの概要は下表のとおり。

[写真提供・協力] キリン株式会社

2017/08/02 キリン株式会社プレスリリース、
キリンホームページ メルシャン商品情報より引用。

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[ワインデータベース]
シャトー・メルシャン・北信シャルドネRDC・千曲川右岸収穫・2015
シャトー・メルシャン・北信シャルドネRGC・千曲川左岸収穫・2015
シャトー・メルシャン・安曇野メルロー・2015

[関連ワイン]
シャトー・メルシャン・北信シャルドネ・2014

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