チェサピーク・エナジーの共同創業者、故オーブリー・マクレンドン氏が保有していたワインコレクションがオークションに出品されることが、2016年8月26日にブルームバーグにて報じられた。
オーブリー・マクレンドン氏は北米シェール開発の先駆者の1人であり、チェサピーク社を米国2位のガス生産会社に成長させた立役者。
ワイン愛好家として知られ、投資家や顧客、パートナー、インタビュアーなど多くの人を、自身のワインコレクションとディナーでもてなすことも多かったという。
2016年3月2日に乗用車で衝突事故を起こし、56歳で世を去った。

競売会社ハート・デービス・ハート・ワインの発表では、マクレンドン氏のコレクションは総額数百万ドル相当にものぼる。
予想落札総額は510万～760万ドル(約5億1000万～7億6000万円)と予想される。
同社社長ベン・ネルソン氏によると、コレクションには希少なシャトー・ムートン・ロートシルト2000年(6リットル入り)などボルドー産ワインが多くを占め、さらには「驚くべき量」のシャトー・ペトリュスやシャトー・シュバル・ブランも含まれているとのこと。

ネルソン氏は「(マクレンドン氏は)最高のビンテージを多く購入していた」「これほど大量の最高級ワインをオークションで再び目にすることはないだろう」と語った。

オークションは、同年9月17日にシカゴのレストラン「Tru」で開かれる予定。
オークション開催に先立ち、ハート・デービス・ハート・ワイン社のwebサイトやモバイルアプリケーション、FAX、電話での応札も可能となっている。

2017/08/26 ブルームバーグより引用。

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