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南伊豆の海底で熟成された幻のワイン「SUBRINA」特別価格での販売開始
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株式会社コモンセンス(神奈川県相模原市)は、海底で熟成された幻のワイン「SUBRINA(サブリナ)」のケース販売を開始することを発表した。
酒類販売店および飲食店に向け、12本入りケースを特別価格にて販売するという。
「SUBRINA」は南伊豆の海底での熟成を経て生み出される、ロマンチックな赤ワイン。
約2年の歳月を掛けて、ワイン、日本酒、各種蒸留酒など多様な酒類で海底熟成の実験を行った結果、最も素晴らしい熟成をみせた赤ワインを見い出し、商品化に成功したもの。
海より誕生した美しい女性をイメージし、「SUBRINA」と名づけたという。
熟成に使用するワインは、南アフリカのワイナリーであるCLOOF(クルーフ)社のシラーズ種の赤ワイン。
株式会社ワインプレスインターナショナル(大阪府泉佐野市)の協力を得て、国際的評価も高く、最も果実が凝縮し美しいプロポーションをした海底熟成に耐えうる最高品質のワインを選定している。
クルーフワイナリーがワイン造りを行っている南アフリカのダーリン地区は、よく吹き渡る南東の風が葡萄を病害から保護し、寒暖の差で果実に優れた凝縮感をもたらすワイン銘醸地。
特にシラーズ種は、色素と渋み、酸味が非常に豊かで、黒い果実やスパイスの風味の香りを持ち野性的で力強く、長期熟成に向いた品種で、海底熟成にも最適な赤ワインとして選ばれた。
海底熟成においては水圧の高さを考慮する必要があるため、ボトルの耐圧試験を繰り返し、コルクが飛ばないよう特殊なシーリングを施すなど、ボトリングのあらゆる工程において、通常のワインの熟成とは比にならない程の工夫と手間をかけている。
また、海底での熟成期間中に、海中の様々な浮遊物がボトルに付着する。
濃紺のボトル表面に石灰などが付着した様は、星空を想起させると同時に、海底で時を過ごしたロマンを感じさせてくれる。
「SUBRINA」は現在、一般消費者にも販売されている。
この度は、酒類販売店および飲食店を対象とした特別価格でのケース販売が開始される形だ。
さらに、購入企業は「SUBRINA facebook」にてSUBRINA取扱店舗として紹介されるため、PRの機会も得られる。
購入に際しては、公式サイト上で会員登録を行い、専用ページからの申し込みが必要となる。
購入・会員登録ページ: http://www.subrina.info/shop_entry.html
商品概要
ワイン名: SUBRINA (サブリナ)
生産地区: 南アフリカ/Darling
生産者: CLOOF (クルーフ・ワイナリー)
ブドウ品種: シラー種100%
アルコール度数: 14.5%
こだわり 1) コルク
コルク臭汚染の予防に最新のDIAMコルクを使用。
ロゴと製造年が刻印されている。
こだわり 2) シーリングワックス
ボトルのまま海に沈めると、水圧によりコルクは簡単にボトル内に押し込まれてしまう。
それを防止するため、鉄道総合技術研究所の協力により海中耐圧試験を行い、深度100mでも海水の浸透がないシーリング方法を確立した。
こだわり 3) 世に一つだけの装飾
数ヶ月間、 ボトルを海底に沈めていると海中を漂う様々なもの(石灰など)が付着し、ボトルの表面を星空のように彩る。
一本として同じものはなく、SUBRINAが長時間海底で過ごしたロマンの証となる。
こだわり 4) 形状
衝撃、光などストレスに耐えられるよう、平均的なワインボトルよりも厚みと長さがあり、高級感あふれる、下部がシェイプした洗練された形状のボトルを採用。
こだわり 5) ブラストサイン
通常のラベル張りでは、海水により容易に剥がれ落ちてしまう。
サンドブラストにて、ボトル表面に直接ロゴサインを刻印。
公式サイト:
http://www.subrina.info/
SUBRINA facebook:
https://www.facebook.com/subrina.story/
ネット通販:
[楽天] http://item.rakuten.co.jp/veritas/c/0000002948/
[ふるさとチョイス] http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/22304/136916
2016/10/21 株式会社コモンセンス プレスリリース、
SUBRINA公式サイトより引用。
[ワインデータベース]
サブリナ・2011
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
ボトルも風流極まりなくて、本当に素敵です。
以前ご紹介したニュース「19世紀のシャンパンは今より甘かった-沈没船から発見」を思い出すようなワインですが、株式会社コモンセンス様も『沈没船から引き揚げられたシャンパンがおいしく飲めた』『大航海時代に港から港へ運ばれ酒がまろやかに』といったエピソードが人々の間に語られていることに着想を得て、「SUBRINA」を生み出すに至ったとのことです。
「SUBRINA」が完成するまでの記録も【SUBRINA facebook】にて閲覧可能です。
読んでいてわくわくするページです♪