おでかけワイン
【行ってきた】VINEXPO TOKYO 2016開催
[公開日]
[最終更新日]
こんにちは、葡萄院駄目代です。
ワイン通の方には超有名なワイン業界向けの見本市「VINEXPO」に参加して参りました!
日本では2回目の開催となった「VINEXPO TOKYO 2016」は、2016年11月15日~16日の2日間のイベント。
ワイン・スピリッツ業界出展は500ブランド、日本の業界関係者来場者数は3,200人を予定する、大規模なBtoBイベントです。
展示会と言われてすぐに思い浮かぶのが東京ゲームショウ、という残念脳の私がそんなプロ向けイベントをレポートして大丈夫なんでしょうか。
生まれたての小鹿よろしくプルプルしつつ、会場のザ・プリンス・パークタワー東京に潜入して参りました。
会場内は、賑わいはありつつもビジネスの場らしく落ち着いた雰囲気。
それぞれのブースにたくさんのワインボトルが並んでおり、ひとつひとつ見て行ったら何日かかっても終わらなさそうな勢いです。
また、メインとなるラウンジのほかに、各種セミナーや特別なテイスティングコーナーも企画されており、実に濃密なワインイベントです。
さらに、駄目代が参加した16日は、イタリアワインの評価誌ガンベロ・ロッソが選出したワインを一堂に紹介する「trebicchieri TOKYO」(トレ・ヴィッキエーリ東京)も開催されていました。([2016年12月29日追記]に試飲したワインをご紹介しています!)
イタリアワイン好きにはたまらない空間。
こちらの会場も盛況でした。
駄目代もグラス片手に会場内を回遊し、いろいろなブースでテイスティングさせていただきました。
フランスやイタリアはもちろん、ギリシャやルーマニア、イギリス、ポルトガルなど、各国のワインを見学して参りましたので、後日詳しくご紹介させていただきます!
そしてワインだけではなく、ワインに関するアイテムを展示しているブースも見どころ。
ワイン愛好者の方には御馴染み、リーデル社のグラスやデキャンタ。
また、リーデル社とネスレネスプレッソ社がコラボレーションした「リヴィール エスプレッソグラス」も展示。
実際にエスプレッソマシンからグラスに注いでいただき、味わいの表現を確認することができました。
コーヒーの香りと味わいを最大限に活かすため、グラスの丸みや厚底部分など緻密に計算されて造られたグラスなのだそうです。
さすがは、ワイングラスの技術に長けたメーカーですよね……。
そして、ワインアイテムで注目を集めていたのはこちら「Pulltex AntiOx」(プルテックス アンチオックス)。
スペインで開発された、ボトルにかぶせるだけのワイン保存アイテム。
「酸素をポンプで吸い出す」「不活性ガスを注入する」といった従来の方法は異なり、キャップ内部に組み込まれたカーボンフィルターによる画期的な手法でワインの酸化を防ぐのだそうです。
すごい!手軽だし場所もとらない!
日本での輸入販売元である日本クリエイティブ社では、各国で愛用されているワインオープナーも取り扱われているそうです。
ワイナリーが自社の名前などをプリントして関係者に配布しているのだそうで、ワイナリー見学に行った方は「あ、これ持ってる」という方も多いのではないでしょうか。
ワインはもとより、ワインに関するアイテムやセミナーも充実したまさにワインの博覧会「VINEXPO TOKYO 2016」。
見学だけでも大変勉強になりました!
さらに詳しいレポートを、追って掲載したいと思います!
ワインについてご説明くださったり撮影を許可してくださった関係者の皆様方、誠にありがとうございました!
【VINEXPO TOKYO 2016 公式サイト】
http://www.vinexpotokyo.com/a-compelling-reason-to-come-to-vinexpo-tokyo-jap/
[2016年12月29日追記]
VINEXPO TOKYO 2016で試飲させていただいたワインを一部ご紹介します♪
イキイキとした味わいで印象に残ったシャンパン「キュヴェ・ガブリエル」。
葡萄の持つ美味しさをしっかりと感じられる、ドライな味わいながらもどこか親しみやすいワインです。
ラベルの女性は、ルノワールの作品「ガブリエルとジャンと少女」などでよく知られるガブリエル・ルナール嬢。
ルノワールファンの方にとっては興味深いワインではないでしょうか。
ちなみに、どういう由来で彼女の名と写真を冠したのかはわかりませんでした……。
続いてのご紹介は、モルドバ共和国のプレミアムワイン「スヴォロフ・プレミアム・2010」。
ロシアの無敗指揮官として著名なアレクサンドル・スヴォーロフ元帥の肖像画がプレミアム感を増しているこの1本、味わいもプレミアムでした。エレガント!
ちなみに、同じスヴォロフ・ワインにて造られているグリュー・ワインもとっても美味しかったです。
お酒の名前は「Алком」……うん、読めない。
パンフレットによると、英語のAlpin(高い山)という意味のようですが、確証が持てませんすみません。
ブースの方からお聞きしたところでは、ラベルにもあるとおり、トウガラシなどいろいろなスパイスが漬けこまれていて、とっても身体が温まる、現地では女性に人気の商品だそうです。
甘くてスパイシーで、ちょっとお菓子を思わせる味わい。
女性に人気というのも納得です。
特に、冷え性でお悩みの方にもオススメしたい!
そして、「trebicchieri TOKYO」(トレ・ヴィッキエーリ東京)にて試飲したワインのうち、特に印象に残ったオススメワインもご紹介♪
1本目は、ポッジョ・レ・ヴォルピの「エポス・フラスカーティ・スペリオーレ・2015」。
最初に口に含んだ時、イチゴジャムを連想するほどの圧倒的な甘味に驚かされました!
貴腐ワインやアイスワインとは異なる甘味で、白ワインもこんなに凝縮感のある甘味になるものなのかと認識を改めさせられます。
続いてはこちらもポッジョ・レ・ヴォルピのワイン、「ドンナルーチェ・2015」。
こちらは「エポス・フラスカーティ・スペリオーレ・2015」とはまったく違う方向性の白ワインで、一言で表現すると「清冽」。
とっても爽やかな印象の、優しい甘味にあふれた白ワインでした。
まだまだたくさんご紹介したいワインがありますので、改めてまた追記します!
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