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ボージョレ・ヌーヴォー下火?!2016年解禁日twitter分析
[公開日]
2016年11月17日に解禁されたボージョレ・ヌーヴォーに関する国内の主な反応を、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(東京都品川区)が発表した。
反応の分析は、同年10月28日~11月21日にtwitterに投稿された内容をもとに行っている。
分析結果では、ボージョレ・ヌーヴォー解禁日の盛り上がりに対する賛否両論がある一方、11月の新たな風物詩として定着してきた様子が見て取れた。
「ボージョレ」や「ボジョレー」などの単語を含む投稿は、ボージョレ・ヌーヴォーがフランスから日本に到着した10月29日に4,000件を超え、その後は落ち着きを見せ、2,000件前後で推移していった。
解禁日前日の11月16日は「明日解禁」などの話題で1万5,000件を超える盛り上がりとなった後、解禁当日である17日は3万4,464件の投稿が計測されている。
その後も盛り上がりは続き、2日後の19日(土曜日)まで多くの投稿が確認された。
17日の該当ツイート数の動きを分析すると、午前0時に6,596件のツイートがあり、解禁の瞬間を待ち構えていた人々のツイートも多く見られた。
件数のピークは午後9時の8,888件。
解禁日に店頭に並んだ商品を購入し、帰宅して楽しんだ人も多かったようだ。
ボージョレ・ヌーヴォーを飲んだ人のツイートを見ると、味については「美味しい」「美味しくない」と賛否両論の意見が並んだ。
生ハムやチーズなどの単語を含むツイートも多くあり、つまみと共に楽しんでいる様子が見てとれる。
ボージョレ・ヌーヴォーに関するツイート件数は、減少傾向にあるとのこと。
一時期のブームは去った感じがある一方、「私は飲みないけど、毎年『おっこの時期か!』とは思ってる」「風物詩的な感じで毎年飲む」など、ボージョレ・ヌーヴォー解禁日が毎年の恒例イベントとして定着しつつあることを感じる投稿も見られた。
また、「ボジョレー・ヌーヴォー?ボージョレ・ヌーボー?」など、表記ゆれについて問うツイートが多く投稿され、メディアごとに表記がぶれることが気になる人も多く見られた。
さらに「過去最高」「今年は天候に恵まれ」など毎年似たような表現になっていることを指摘するツイートも多い。
海外でも紹介されたボージョレ・ヌーヴォー風呂に関するツイートも散見され、「体験したい」というツイートや「意味がわからない」など様々な意見が投稿されていた。
2016年ボージョレ・ヌーヴォー解禁に関する総括的な反応は、一時のブームは下火となったとの分析だ。
大々的なキャンペーンをはった小売店なども少なく、テレビによる特集などもほとんど組まれていなかったことが影響したためか、ツイートの内容も特定の話題に集中せず、名称や宣伝方法から味、以前との比較など、幅広い分野の投稿が確認された。
多くの人がそれぞれにボージョレ・ヌーヴォーを楽しんだことが、ツイートから読み取れたという。
2015/11/24 日経産業新聞より引用。
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いろいろなメディアでも、「ブームは去った」「下火になった」など言われていましたが、ツイートの件数などにもそれは表れているようですね~。
逆に、もう風物詩として定着している様子なのも、自分自身が肌で感じる通りの風潮で興味深かったです。
確かに、コンビニやスーパーなどでもいろんな種類のボージョレ・ヌーヴォーが店頭で販売されていて、すっかりおなじみになった感があります。
ツイートに関しては、「みんなのワイン」もちょいちょい呟かせていただいてましたので、計上されたツイートのひとつが我々のツイートかと思うとちょっとニヤっとします。
なんでニヤっとするのか自分でもよくわかんないですが。