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ワイン界の革命児がさらなる進化!ソムリエIoT「D-Vine Connect」
[公開日]
こんにちは、葡萄院駄目代です。
以前ご紹介しましたフランス製ワインサーブマシン「D-Vine」がついにソムリエロボに進化したというニュースが入って参りましたので、ピックアップさせていただきます!
以前、「ワイン界の革命児!?ワングラスでも本格的サーブ「D-Vine」」にてご紹介致しました「D-Vine」。
セットしたワインに最適な温度とデキャンタージュ等の調整を施してグラスに注いでくれるという優れものです。
開発元である10-vins社の紹介ムービーもぜひご覧ください。
10-vins vous présente sa D-VINE
これだけでもすごいのですが、今回さらにまた進化を遂げ、新たに「ユーザーに提案する」という機能を獲得した模様です。
最新のモデルは「D-Vine Connect」。
名称のとおり、インターネットとの連携機能が大きなポイントになっています。
ワインをサーブするための基本構造は従来の「D-Vine」と同様のようですが、「D-Vine Connect」には人工知能を搭載したタブレット端末が装備されており、ワインセラーの管理やユーザーの好みの把握などの機能が加わっているそうです。
さらに、ユーザーのワイン消費状況と好みに応じ、次のおすすめワインを提案してくれたり、お料理とのマリアージュの提案という、まさにソムリエ的な働きもしてくれるとのこと。
消費されたワインに関して匿名データとして分析し、ワイン業界にフィードバックする機能も。
また、タブレットには、葡萄畑のショートムービーが専門家の解説とともに表示されるということです。
勉強もさせてくれるとは……確実に、「D-Vine Connect」の方が駄目代よりも賢い。
「D-Vine」は資金提供者に対し製品を提供する形で開発・製造が進められており、一般消費者への販路は展開されていない状況でしたが、まもなくアメリカの一部都市でホテルや消費者に向けた提供が開始されるそうです。
「D-Vine Connect」も、2018年後半にはアメリカで販売開始する見込みとのことですが、日本での販売はまだ未定のようですね……。
[10-vins公式サイト]
http://www.10-vins.com/
ちなみに、取り扱いワインの種類も2016年11月時点から増えている模様です。
ロゼワインも取り扱いをスタートしております。
手軽に楽しめるソムリエIoT、日本でも手軽に購入できるようになると嬉しいですね~。
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