ワインNEWS
日本国内で一部ワイン値上げ―サッポロ、アサヒ
[公開日]
[最終更新日]
国内で販売されているワインの一部が、2018年より価格上昇する旨のニュースが報じられています。
サッポロビールは13日、ワインの一部商品を2018年4月1日から値上げすると発表した。輸入ワインと国産ワインの計13品が対象で、参考小売価格で5~6%程度の引き上げとなる。原料産地の天候不順の影響で、調達価格が上昇していることに対応する。
輸入ワイン7品目と国産ワイン6品目を値上げする。同社が扱うワインの販売数量に占める割合は1割弱。チリ産ワイン「ペリート カベルネ・ソーヴィニヨン」(容量750ミリリットル)の参考小売価格は税別610円と30円(約5%)上がる。
アサヒビールも調達価格の上昇を理由に、ワインの一部商品の値上げを発表している。
2017/12/13 日本経済新聞より引用。
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 平野伸一)は、輸入ワイン・国産ワインの一部商品について、2018年4月1日(日)以降の出荷分から出荷価格を改定します。
今回の価格改定は、輸入ワインについては各国ワイナリーの蔵出し価格の上昇、国産ワインについては原材料価格が上昇したことを受けて実施するものです。対象は15ブランド87品目となり、平均で約5%の出荷価格の引き上げとなります。
■価格改定を実施する主なブランドについて
<輸入ワイン>
チリ産:「サンタ・ヘレナ・アルパカ」
フランス産:「ランソン」「ルイ・ラトゥール」
<国産ワイン>
「サントネージュ リラ」
2017/12/06 アサヒビール株式会社ニュースリリースより引用。
「ペリート」シリーズも「アルパカ」シリーズも、コストパフォーマンスの高さからファンが多いワイン。
また、サッポロビール株式会社のニュースリリースによると、国産ワインでは「ポリフェノールたっぷり参加防止剤無添加赤ワイン」や「有機酸たっぷり参加防止剤無添加白ワイン」が価格上昇するとのこと。
とはいえ、価格上昇後もリーズナブルな価格帯ではありますので、ファンも一安心!?
近年のワインブームのおかげで根付き始めた国内のワイン愛好家が、これからもワインを楽しめるようであってほしいなあ……と「みんなのワイン」編集部は思う次第であります。
安旨ワイン、大歓迎!
一方、ワイン生産者の方々の負担ばかりが増えてしまうのも健全ではないので、飲み手と造り手の良い関係が保たれるようであってほしいですよね。
サンタヘレナアルパカワイン飲み比べBOX(各1本合計6本)アサヒビール
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。