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メルシャンもワイン一部値上げ
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2017年末に「日本国内で一部ワイン値上げ―サッポロ、アサヒ」にて、国内で販売されているワインの一部が価格上昇する旨のニュースについて取り上げさせていただきました。
メルシャンもまた、2018年4月より、ワインの一部商品の値上げを発表しました。
メルシャン株式会社(社長 代野照幸)は、国内製造ワイン、輸入ワイン3ブランド約30品目について2018年4月1日(日)以降の出荷分より約3~5%の出荷価格改定を実施します。
当社は生産性の向上などによるコスト削減努力を重ね価格を据え置いてきましたが、南米をはじめとする原材料供給国のワイン用ブドウの不作などから、当社の国内製造ワインの原料や、輸入ワインの蔵出し価格などの原材料価格が上昇したことにより、やむを得ずワインの価格改定を実施することとしました。
これからも引き続き、ワインの魅力をお客様にお届けしていくため、高品質で安全・安心な商品を安定供給できるよう努力していきます。
2017/12/26 メルシャン株式会社ニュースリリースより引用。
価格上昇の対象となるワインは、国内製造ワイン「ビストロ」シリーズ、「おいしい酸化防止剤無添加ワイン」シリーズに加え、チリ産ワイン「プードゥ」シリーズの約30品目だそうです。
各シリーズの価格は下記をご参考ください。
■メルシャン ビストロ 赤(辛口)
■メルシャン おいしい酸化防止剤無添加 まろやか 赤
■プードゥ メルロー&カルメネール
3~5%の値上げということですが、価格改定後もリーズナブルな価格帯なのはちょっと安心ですね。
2018年は、ワイン国内シェアの上位を占める企業のワインが値上げとなり、全体的にワイン価格が上昇する可能性もありそうですね……。
2017年は、異常気象で各地の葡萄の収穫量が低下したり、ナパ・ヴァレーで大規模な火災が生じたりなど、世界的にワイン生産量の低下が予感されるニュースが多い年でした。
2018年の日本ワイン市場はどのようになるのでしょうか……ますます要注目ですね。
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