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『神の雫 第12巻 #109 孤独の背後に悪意は芽生え』のあらすじ(ネタバレ)&登場ワイン
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こんにちは、葡萄院冷庫です。
今回は大人気ワイン漫画『神の雫 第12巻 #109 孤独の背後に悪意は芽生え』のあらすじと感想、登場するワインをご紹介します。
※ネタバレ有のあらすじなので、未読の方はご注意ください。
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『神の雫 第12巻 #109 孤独の背後に悪意は芽生え』あらすじ
遠峰はサイオン・コーポレーション主催のワイン講演を行う。講演では相変わらずのマダムキラーぶりを発揮。
その後、遠峰は『少しひとりでゆっくりしたい』と西園寺社長が取ったホテルの部屋へ。
その部屋にローランを呼び出し、フィリップ・パカレの「シャルム・シャンベルタン」(2003年)を振る舞う。
このワインは「土やチーズの香り」があり、それはビオ臭と言われるものだそう。
遠峰はこのワインについて次のように語る。
『ビオデナミという製法で造られたワイン特有のある種のヒネ臭だ』
『無農薬有機農法はもちろん、発酵には天然酵母を使い、月の満ち欠けまでもワイン造りに採り入れる究極の自然派ワイン製法だよ』
また、ローランはこのワインを『葛飾北斎の絵』に例えている。
『生き生きと動いていて、どこか和風のダシのきいた味わいがあって、でも決して極彩色じゃないの』
『光に透かしてみると少し濁った感じで、輝きはないんだけどでも香りを嗅いで味わえば誰もがうっとりするような調和がある』
そんなローランに『君といると癒される気がする』と言う遠峰。
ローランと遠峰の関係をよく思わない西園寺社長は、遠峰の側近スタッフ小林を使い、ローランを追い払おうと計画する。
『神の雫 第12巻 #109 孤独の背後に悪意は芽生え』を読んだ感想
以前ワインを飲んだ時に『なんか、ダシっぽい』と感じたことがありました。
でも『ワインにダシって表現はアリなのか??』と疑問に思っていました。
今回、作中でローランが「シャルム・シャンベルタン」を飲んで、『和風のダシのきいた味わい』と表現していたので、やっぱりワインにそういう表現もアリなんだ!と思いました。
ワインとダシは全く別のモノですが、同じような味わいになるというのは面白いですよね。
それにしても、西園寺社長がローランを追い払おうと計画したところで終わったので、これから波乱が起きそうですね…((((;゚Д゚)))))))
『神の雫 第12巻 #109 孤独の背後に悪意は芽生え』登場ワイン
ワイン名:『シャルム・シャンベルタン』
ヴィンテージ:2003年
生産者:フィリップ・パカレ
生産国:フランス(ブルゴーニュ)
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