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【ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード2019】未来を切り開くビジネスウーマンを表彰
[公開日]
写真左から:ジャン=マルク・ギャロ CEO、大石佳能子さん、平野未来さん、キャロル・ビルデ マーケティング&コミュニケーション ディレクター
世界27カ国350名以上に敬意をもって表彰してきた「ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード」
日本では2回目の開催
2019年9月12日、シャンパーニュのラグジュアリーブランドとして世界から愛されるヴーヴ・クリコが革新的精神を持つビジネスウーマンの活動を表彰する「ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード 2019」が開催されました。
「ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード」は、近代初の稀有なるビジネスウーマンであり 『ラ・グランダム(偉大なる女性)』と称えられるマダム・クリコに敬意を表し、独自の視点で審査したビジネスウーマンを選出するもの。
1972年より世界27カ国350名以上の女性の活動を称えてきた本アワードは、日本では2018年に初めて開催されました。
アワードセレモニーでは受賞者2名を発表。
他に類のないアイデンティティと創造力によってヴーヴ・クリコ の発展に寄与した“マダム・クリコ”を体現する女性に贈られる「ビジネスウーマン アワード」は、医療業界の常識にとらわれない発想で医療や介護の海外展開、予防・治療・介護と多面的にヘルスケア業界全般を改革し、震災などの被災病院の再生にも携わっている株式会社メディヴァ代表取締役の大石 佳能子(おおいし かのこ)さんが受賞。
マダム・クリコの持っていた大胆さ、勇敢さを体現、ビジネスにおける新規性をもって将来のさらなる活躍が期待される女性に贈られる「ニュージェネレーション アワード」は、 「ホワイトカラーの業務効率化」をテーマに人工知能に関連するプロダクトやコンサルティング開発に取り組む株式会社シナモン代表取締役CEOの平野 未来(ひらの みく)さんが受賞しました。
トロフィーを授与された大石さんは、「素晴らしい賞を頂き大変光栄に思います。私自身ヴーヴ・クリコのファンであり、シャンパーニュが昔からとても大好きなので。そして、色々な問題が根深い医療業界には、行った方が良いけれど中々実現できない事柄が多くあります。私は現在、高齢化が深刻化する日本で、高齢者が地域で快適に暮らせるようサポートするビジネス等を進行しています。子供を出産した際に、日本の医療に対して感じた疑問がきっかけとなり、今のビジネスに繋がっています。ですので、みなさんにも常に小さな疑問を持って、まずは自分ができる1歩から始めて、可能性を広げてみてほしいのです。ビジネスは楽しいことなので、日本の女性にもっと体験してほしいと心から思っております。」とコメント。
平野さんは、「ヴーヴ・クリコを世界中から愛されるブランドに育て上げたマダム・クリコは、本当に素晴らし方だと思います。ビジネスを始めたキッカケが“家族のため”という点がマダム・クリコと私の共通点です。“働きすぎ”と言われている現代の日本人の働き方にあまり好感を持てず、また、家族と過ごす時間がとても少ないように感じています。自分の子供が将来、現代社会のような働き方をして欲しくないと思ったことがきっかけとなり、このビジネスを始めました。今の日本人の働き方を変えることは、私達世代のミッションだと思っており、そのためにはホワイトカラーの生産性を更に上げていく必要があると考えています。将来的にはヴーヴ・クリコのように、世界中から愛されるプロダクトを作っていきたいと思います。」とコメントされました。
昨年度のビジネスウーマン アワード受賞者であり、本年の審査員長である長谷川 祐子(はせがわ ゆうこ)さんからは総評として「ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワードは、これからの女性がどのように時代を変えていけるのか、時代が本当に必要としているものは何なのか、という事に対し女性ならではの視点で考えていき、今後の大きな作用として社会に反映できる素晴らしい賞だと思っております。今回受賞された素晴らしいお二方に敬意を評したいです。おめでとうございました。」とアワードセレモニーを締めくくりました。
更に本年は、フランス、英国、南アフリカ、日本、そして香港の5カ国10,171名の男女に対し「女性と起業」について調査社会を行い、現社会における偏見や精神的・構造障壁を浮き彫りにし導き出した「女性起業家精神の国際的指標」を同時に発表しました。
さらに続いて開催されたカクテルパーティには、シャンパーニュのラ・グランダム=マダム・クリコの精神を今日において体現する、多様で多彩なビジネスウーマンの方々が集結。
マダム・クリコにオマージュを捧げる最高級キュヴェ 「ヴーヴ・クリコ ラ・グランダム」の芳醇な味わいや、特別ゲストの青木カレンさんの歌声と共に、集まったゲストに多大なるインスピレーションを届けました。
ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード 2019 概要
■ 正式名称
ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード 2019
■ 会場
T-LOTUS M
(東京都品川区東品川2丁目1)
■ 日時
2019年9月12日(木)
アワードセレモニー:16:00~17:00
カクテルパーティー:19:00~21:30
■ 内容
オープニング/ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン社代表取締役 CEO ジャン・マルク・ギャロ挨拶/審査員紹介/受賞者発表/表彰式/受賞者スピーチ/審査員長スピーチ/フォトセッション/ヴーヴ・クリコ ギャラリー見学
■ 受賞者
ビジネスウーマン アワード:大石 佳能子(おおいし かのこ)さん 株式会社メディヴァ 代表取締役
ニュージェネレーション アワード:平野 未来(ひらの みく)さん株式会社シナモン 代表取締役CEO
■ 審査員
長谷川 祐子 様(キュレーター)
伊達 美和子 様(森トラスト株式会社)
村上 由美子 様(OECD東京センター長)
中村 奈都子 様(日本経済新聞社)
木田 隆子 様(ハースト婦人画報社)
Norbert LEURET 様(LVMH JAPAN)
■ 司会
政井マヤさん
■ カクテルパーティ 特別ゲスト
青木カレンさん(歌手)
ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワードについて
ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワードは、近代における女性起業家の先駆けであり、シャンパーニュ界の偉大なる女性「ラ・ グランダム」として称えられるマダム・クリコ(1777~1866年)の革新的精神と偉業をたたえ、メゾン ヴーヴ・クリコ創業200周年となる1972年に創設されました。
これまで、「ヴーヴ・クリコ ビジネスウーマン アワード」は、マダム・クリコと同じ革新的精神を持つ世界中のビジネスウーマンの活躍を応援し、世界27ヵ国で350人以上に授与されてきました。
そして今日、世界中の優れたビジネスや活動を称賛する賞としてその地位を確立し、未来を切り開く女性リーダーのモチベーションとなるべく活動を続けています。
夫に先立たれたのちの1805年、若干27歳にしてメゾン経営を引き継ぎ、決意の証として未亡人(ヴーヴ)の名前をブランドに刻んだマダム・クリコは、持ち前の大胆さと革新的な感性もってその商才を遺憾なく発揮、メゾンを国際的な発展へと導きました。
「ビジネスウーマン アワード」の選考基準
マダム・クリコを体現する女性
起業家精神:ローカルビジネスの創業者/リーダー、先駆者的なアプローチ、ビジネスの洞察力、ダイナミズム、革新性、大胆さ、不屈の精神を通じて、成功を支える原動力となった人
経済的な成功:自身の仕事や活動内容で、経済的なインパクトを与えているか、もしくは期待できること
企業の社会的責任:環境対策、企業福祉、従業員の多様性、コミュニティーのスキーム/関係性など、責任のある持続的なビジネスの実践に真摯に取り組んでいること
ロールモデル:モニタリング、人材育成、限界を押し広げる力、他の人にモチベーションを与える能力、同僚/従業員、とりわけ女性たちと築く関係性
グローバル性:日本の枠を超えたビジネスを展開し、グローバルな活躍をしている、国際的な賞を受賞している
「ニュージェネレーション アワード」の選考基準
マダム・クリコが持っていた革新性、大胆さ、勇敢さ、即座に行動を起こすという価値観を反映
起業家精神:今日のマーケットのギャップを最大限に利用し、ビジネスに革新的な提案やアプローチをもたらしている創業者。大胆不敵なアプローチを示している
革新性:クリエイティブなヴィジョンや革新性を現実的なビジネスモデルに変化させる能力を示している
企業の社会的責任:責任ある部品調達、コミュニティーへの関わり、業界のパートナーシップなど、責任のある持続的なビジネスの実践に真摯に取り組んでいること
新規性:AIなどのテクノロジー、スタートアップなど新しい業態などへの挑戦している
2019/09/18 MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 プレスリリースより引用。
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