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ワインを実践的に”使う”ための指南書!『「ビズ・ワイン」革命始まる』

[公開日] 2020年04月02日

ワインを実践的に"使う"ための指南書!『「ビズ・ワイン」革命始まる』

MBAホルダーによる、ワインをビジネスの武器にするための指南書『ビズ・ワイン革命』

伊勢志摩サミットで提供されたワインが話題になるなど、日本でもビジネスシーンでのワインに注目が集まりつつある昨今。
しかしワインには、格付や料理とのマッチングといったセオリーが存在し、知識が必要な奥深い世界でもあり、難しく感じる面も……。
「ビジネスの場でワインをスマートに使いたい」と悩む方にオススメの書籍をご紹介!

今回ご紹介する『「ビズ・ワイン」革命始まる』は、MBA経営学修士でありアジア各地にて貿易事業を展開するビジネスパーソンが解説する、ワインをビジネスの武器に使うための指南書。
産地や味わい、また格式を含めたワインの分類や、ワインを嗜む際のマナー、ワイン会を主催する場合の心得など、ワインをコミュニケーションツールに使うための知識がわかりやすく解説されており、ビジネスの場面に特化した非常に実践的な書籍です。

『「ビズ・ワイン」革命始まる』の著者である今西正典氏は、海外のビジネスパートナーとのコミュニケーションツールにワインを使うことの効果を体感し、さらに自らワイン会を開催するなど、ワインをビジネスに活用してきた経験から、「ビズ・ワイン」のメソッドを確立したとのこと。
五章から成る『「ビズ・ワイン」革命始まる』には、氏の日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートやJ.S.Aワイン検定講師としての豊富な知識が詰まっており、ワインの入門書としても非常に参考になる一冊です。

特に第三章は、ワインをビジネスの会食に用いる際のガイドとなっており、今すぐに活用できる実践的な内容です。
また、第四章では、ビジネスシーンでしばしば利用される飛行機の機内提供ワインや投機対象としてのワイン、またサブスクリプションなど、近年の動向を解説。
ただ飲んで楽しむに留まらないビジネスツールとしてのワインの”今”を知ることができる、今こそ読むべき内容となっています。

第一章では、ワインをビジネスツールに使うにあたっての重要な秘訣を解説

日本において、ワインはかつて”よそいき”の飲み物でした。
ドレスアップして格式ある場所で嗜むものといったイメージがあったり、敷居が高いと感じる方もまだ多いかもしれません。

一方、世界では、ワインは日常的に親しまれており、世代や性別を問わず同じテーブルで楽しめるダイバーシティなシーンにも相応しい飲み物です。
もちろん、グローバル化が進むビジネスの場にも非常に適したアルコールでもあります。
中国での乾杯の酒が白酒からワインに移行するなど、アジアにおいてもワインの一般化は進んでおり、アジアでのビジネスにおいてもワインは重要なアイテムとなりつつあります。

しかし、ヨーロッパ各国のように古くからワインと親しんできた地域とは異なり、日本ではまだワイン文化が培われ始めたばかり。
“永遠のワイン初心者”が肩書の「みんなのワイン」編集部でも、ワインの世界の膨大な情報量に目が奪われがちで、ワイン文化への理解度はなかなか進まないのが現実……。
そんな「みんなのワイン」編集部員にとって、第一章のワイン文化に関する解説は非常に学びとなりました。
中でも、ワインは「褒める文化」という特徴があり、香りや味わいの表現においてすべて肯定的な表現が使用されている、という解説には深い感銘を受けました。
味覚や嗅覚の感じ方は人により異なるものですし、好き・嫌いの感性はさらに百人百様。
香りや味のイメージをなるべく正確に伝えようとすれば、ネガティブな表現でなくポジティブな表現が用いられるのはごく自然なことです。

ビジネスの場でも、ワイン文化のこの精神性を理解することは、グローバル化が進む今後、ますます重要になっていくことでしょう。
また、ワインをビジネスツールとして活用するためにも、ワイン文化への理解を深めてワインを嗜むための基礎力を高めておくのは、非常に有益と言えます。

ワインの評価基準ロジックを理解すれば共通言語が獲得できる!早見表が便利な第二章

第二章は、ワインに既に親しんでいる人との会話をスムーズにする知識を学ぶことができます。
ワインを嗜む上で無視できないのが、ワインに対する評価方法。
特に、これからワインを学ぼうとする方は、評価基準について理解することはとても重要です。
ワインの評価基準は、自分の好みのワインを探すための指標にもなりますし、ワインを介したコミュニケーションをより円滑にするための共通言語にもなります。
会食で登場したワインに関してスムーズにコメントできるようになるのはもちろん、ビジネスパートナーのワインの嗜好を理解するのにも非常に役立ちます。

この章にはワインの評価基準ロジックの理解を助ける早見表も掲載されており、一読するだけでもワインの世界に大きな一歩を踏み出すことができると思われます。

ビズ・ワインをスマートに適用するための実践的な知識が身につく第三章、第四章

ビジネスシーンでワインを活用するための実践的なノウハウが詰まっているのが、第三章と第四章。
第三章では、会食のホストとしてワインを提供する際の心得や、ゲストとしてワインを嗜む際のマナーを具体的に解説されています。
料理とワインとのペアリングの具体例や、ちょっとした工夫でサプライズを加える演出など、ビジネスパートナーに良い印象を与えるための実践的な知識を得ることができます。
ビジネスにワインを用いてきた著者の体験に基づくアドバイスとして読んでおくべき章と言えます。

また、続く第四章では、ワイン会を主催するノウハウについて学ぶことができます。
こちらもまた、ワイン会をビジネスに役立ててきた著者からの実践的なアドバイスになっています。
この章を読んでおくことで、ワイン会をただの集まりで終わらせず、ビジネスに対し良い効果をもたらす場にすることができるようになるでしょう。

総括となる第五章にはビズ・ワイン導入に向けた説得資料も

第五章は、ビズ・ワインを改めて確認する総括となっています。
便利な知識やTIPSがたくさん紹介されている『「ビズ・ワイン」革命始まる』ですが、それらをただ使うだけでは、付け焼き刃で終わってしまいます。
狙った効果を的確に引き出すためにも、ビジネスでワインを活用する目的を常に念頭に置く必要がある……ということが、この章で解説されています。

また、ビズ・ワインを企業などの組織に導入することでどのような効果が得られるかも示されており、資料としても活用できる内容になっているのも注目ポイント。
日本では、まだまだ保守的な体質の企業も多く、社内でワイン会を開催したり、ビジネスパートナーとの会合にワインを採用することなどに上層部から難色を示されるケースも少なくないと思われます。
ビズ・ワイン導入に向けてのプレゼン資料としても、『「ビズ・ワイン」革命始まる』が活躍しそうです。

「みんなのワイン」編集部コメント

ビズ・ワインは、海外にビジネスパートナーを持つ場合に限らず、役立つ場面がこれからますます増えていくことが予想されます。
グローバル化の進む日本、外国出身の同僚や取引先担当者と出会う機会は増えていくことでしょう。
生活習慣や言葉の違いといった壁を取り払い、コミュニケーションを円滑にするためのアイテムとしても、ワインは役立つに違いありません。

『「ビズ・ワイン」革命始まる』は、ワインをビジネスの武器にするための一歩を踏み出させてくれるガイドブックとも言える本。
これからワインを勉強したいと考えている方にも、趣味でワインを楽しんでいる方にも、お勧めの一冊です。

実はこれまでも、気軽なワイン会を度々開催しておりました「みんなのワイン」編集部。
今後はさらに、ビズ・ワインを取り入れたワイン会も企画して参りたいと思います!
「みんなのワイン」のワイン会にご参加くださる読者様、お気軽にご連絡を……!

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この記事を書いたメンバー

葡萄院駄目代

ワインを飲むと大変なことになるので避けて生きてきたが、最近ワイン下戸を克服中。 たまに「やっぱダメだった」と泣きながらトイレにこもる羽目に陥っている。 好きなワインのタイプ ミディアムボディ、スッキリ系の赤ワイン。 イタリアのキャンティのような、飲みごたえがありつつも重すぎないタイプも好き。 白ならドイツワイン系。 スパークリングワインなら、爽やかな甘味のあるタイプが好き。

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