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関西ワイナリー各社、葡萄生産の増加へ
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関西のワイナリー各社が、葡萄の生産量の増加に向けた動きを強めている。
日本国内で生産される「日本ワイン」を取り扱う飲食店や小売店が増えているためだ。
大阪府にてワイナリーを営むカタシモワインフードは、この2年間で自社の葡萄畑を3ヘクタールに拡大した。以前の1.5倍の広さだ。
醸造用タンクも、12本追加して54本にし、生産拡大に向けて準備を進めた。
「外食チェーンから新たに扱いたいという要望が相次いでいる」と同社の高井利洋社長は語る。
売れ筋は、小売価格1本1,500円程度の商品とのことだ。
同じ大阪府内のワイナリーである仲村わいん工房も、2014年に葡萄畑を増やしている。
「全国のレストランから注文があり、つくれば売れる」という好況で、今後も休耕地を借りるなどで畑を増設していく方針だ。
さらに、仲村わいん工房と同じ羽曳野市にある飛鳥ワインもまた、葡萄畑を拡大している。
大阪府でのワインの生産量は国産ワイン全体の3%程度だが、昭和初期には葡萄の栽培面積が全国の都道府県でトップクラスだった時期もあり、ワインの産地としての長い歴史を持つ。
日本ワインの人気を受け、ワイン産地としての大阪が再び注目を浴びつつある。
2015/8/6 日経産業新聞より引用。
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それにしても、国産ワインの需要はどんどん高まっている模様ですね。
海外からの観光客が増加していることも、国産ワイン人気を押し上げる一因となっているのかも?
日本のワインの消費が上がっていることは、経済的にも嬉しいニュースですね。
消費者としても、日本人の好みを熟知しつつ作られたワインが増えるのは嬉しいです♪
ちなみに記事内で取り上げた飛鳥ワイン様では、葡萄栽培を体験できるボランティアを随時募集なさっている模様。
ワイン作りを体験してみるのも面白そうですね!