ワインNEWS
『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』に京浜急行電鉄が本格サポート開始
[公開日]
神奈川県の小網代湾での海底熟成ワイン事業『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』を京浜急行電鉄が支援
将来的には一般への販売や三浦市ふるさと納税の返礼品などを目指す
赤い電車でおなじみの”京急線”を運営する京浜急行電鉄株式会社が、神奈川県三浦市で展開される『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』への本格サポートを発表しました。
写真左から:三崎観光株式会社 福田翔平氏、みうら漁協理事 木村俊一氏、小網代観光振興活性化検討協議会 出口浩氏
『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』は、水温や波の穏やかさが安定し全国でも珍しい条件が整った天然のワインセラーと呼ぶにふさわしい小網代湾の海底に、ワインを沈めて熟成させるという事業です。
2021年6月15日と22日には、2020年12月に沈下させた「海底熟成ワイン」の引き揚げが行われ、穏やかな小網代湾の海底から約400本のボトルが回収されました。
約半年間の海底熟成の後に引き揚げられたワインは、安定した水温や波による微妙な揺れがもたらす味わいの熟成だけでなく、フジツボによる彩りをまとったロマンあふれるボトルとなっている点も魅力のひとつです。
また、『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』では、「海底熟成ワイン」用のボトル内部に海水が入り込まないようにコーティングする蜜蝋に小網代産のニホンミツバチから採れたものを採用し、さらにコーティング作業を障がい者就労支援センターの就労者が手掛けるなど、地元の特産品や人材を活用し協力するなど、三浦半島の新たな観光資源創出に繋げる狙いを含んだプロジェクトとなっています。
2021年12月には2,000本沈めることを目標に推進し、将来的には、一般への販売や三浦市ふるさと納税の返礼品などの形で小網代の新たな特産品とすることを目指しているとのこと。
地方創生や共生社会の実現を目的として京急グループが総合経営計画で掲げている「都市近郊リゾートみうらの創生」の一環となるプロジェクトです。
小網代産のニホンミツバチより採取された蜜蝋でボトルをコーティング
『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』には、個人でワイン1本からも参加可能。
2021年夏を目処に、参加の募集を開始予定です。
2021年6月 『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』ワイン引き揚げレポート
フジツボのピンク色がワインにヴィンテージ感をプラスしています。
『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』概要
●実施主体
小網代観光振興活性化検討協議会
●協力
京急電鉄・油壺京急マリーナ(三崎観光)・障がい者就労支援センター他
●業態
任意ワイン(ご用意も可能)の預かり業務(業務委託契約締結)
●スケジュール
毎年12月に沈下作業(熟成開始)
半年後の6月に引き揚げ作業後返却(以降繰り返し)
●数量
2021年度は2,000本を実施予定(先着順)
●参加
法人、団体、個人問わず参加可能
(法人、団体等は1ケース[24本]から、個人は1本から参加可能)
●募集
準備整い次第、夏ごろ開始予定
●価格
熟成費用として(お預かり・蜜蠟作業・沈下作業・引き揚げ作業)
1本あたり2,600円(税込)
※納品費用は参加者負担で郵送または持参、返却も同様で郵送または現地にて引き渡しとなります。
※預かり品が破損または消失した場合は、別途締結する業務委託契約に基づき対応いたします。
〈参考〉
小網代観光振興活性化検討協議会とは、三浦市観光協会油壺支部・漁業組合・油壺観光企業組合等で構成されており、地域活性化や地元漁業者の新たな収入源の創出、新たな特産品づくりなどを目指して発足した地元団体です。
〈募集に関するお問い合わせ先〉
三崎観光株式会社 福田
TEL:046-882-0301
MAIL:shohei.fukuda_f9q@keikyu-gro
2021/07/01 小網代湾海底熟成ワインPR事務局 プレスリリースより引用。
グリーンマックス Nゲージ 京急1500形 更新車・1525編成 4両編成セット 動力無し 30982 鉄道模型 電車
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。