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『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』本格始動!過去最多1,700本を沈下
[公開日]
神奈川県の小網代湾での海底熟成ワイン事業『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』が本格始動
一般募集で集まった約1,700本のワインボトルを沈下
神奈川県三浦市で展開される『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』にて、ワインボトルの沈下作業がスタートしました。
『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』は、小網代観光振興活性化検討協議会の想いに賛同した京急グループの三崎観光株式会社が、2021年から支援を本格的に開始した企画です。
プロジェクトの一般募集で集まったワインボトルは、過去最多の1,700本。
2021年12月13日には、晴天のもと、穏やかな小網代湾の海底に、みうら漁協の漁師の方々が、それぞれの想いが詰まったワインボトルを丁寧に沈める作業を実施しました。
年内を目途に、すべてのボトルが沈下される予定です。
小網代湾は、水温や波の穏やかさが安定しているなど海底熟成に適した条件が整っている、全国でも珍しい「天然のワインセラー」と呼ぶにふさわしい場所です。
『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』における「海底熟成ワイン」の作業工程では、海水が入り込まないよう、小網代産のニホンミツバチから採れた蜜蝋を湯煎して溶かしたものに、栓部分を3回くぐらせてコーティングしている点も、特徴のひとつです。
また、コーティング作業を障がい者就労支援センターの就労者が担当するなど、地元の雇用創出にもつながる事業となっています。
これらを通じて、三浦半島の新たな魅力発信と観光資源創出に繋げることも、プロジェクトの目標のひとつとなっているとのこと。
2021年12月に沈下する「海底熟成ワイン」は2022年6月に引き揚げを予定。
2022年7月には、次期一般募集も予定されています。
将来的には、一般への販売や三浦市ふるさと納税の返礼品としてリリースすることを視野に入れつつ、小網代の新たな特産品とすることを目標としているとのことです。
2021年12月 『小網代湾海底ワイン熟成プロジェクト』ワイン沈下レポート
1.蜜蝋コーティング
お預かりしたワインボトルの栓部分を蜜蠟でコーティングします。
蜜蠟は、小網代産のニホンミツバチより採取。
2.積載
蜜蠟でコーティングしたワインボトルを船に乗せます。
3.出発
海底熟成ワインを沈めるポイントまで船で向かいます。
4.沈下
丁寧に沈下していきます。
小網代湾海底熟成ワインについて
●実施主体
小網代観光振興活性化検討協議会
●協力
京急電鉄・油壺京急マリーナ(三崎観光)・障がい者就労支援センター他
●業態
任意ワイン(用意も可能)の預かり業務(業務委託契約締結)
●スケジュール
毎年12月に沈下作業(熟成開始)
半年後の6月に引き揚げ作業後返却(以降繰り返し)
●数量
2021年度は約1,700本を沈下(予定)
●参加
法人、団体、個人問わず参加可能(法人、団体等は1ケース[24本]から、個人は1本から参加可能)
●募集
次回沈下は2022年7月頃申込開始予定
●価格
熟成費用として(お預かり・蜜蠟作業・沈下作業・引き揚げ作業)
1本あたり税込2,600円(2021年度価格)
●ホームページ
https://www.misakikanko.co.jp/wine/
※納品費用は参加者負担で郵送または持参、返却も同様で郵送または現地にて引き渡しとなります。
※預かり品が破損または消失した場合は、別途締結する業務委託契約に基づいた対応となります。
〈参考〉
小網代観光振興活性化検討協議会とは、三浦市観光協会油壺支部・漁業組合・油壺観光企業組合等で構成されており、地域活性化や地元漁業者の新たな収入源の創出、新たな特産品づくりなどを目指して発足した地元団体です。
2021/12/17 小網代湾海底熟成ワインPR事務局 プレスリリースより引用。
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