ワインNEWS
仙台にワイナリー完成!宮城産ワイン復活への一歩
[公開日]
[最終更新日]
2015年9月にワイナリーを完成させた仙台秋保醸造所(仙台市太白区)が、試験醸造を10月からスタートする。
山梨産の葡萄6tを仕入れており、2015年12月のオープンを目指す。
さらに亘理町の結城果樹園などから林檎を仕入れ、シードルも生産。
また、3ヘクタールの自社農園にて葡萄栽培も行っている。
ワインに適した葡萄を2016年に収穫できれば、宮城産ワインを造る体制が整う。
2015年内に、ワインとシードルを合わせて1万本生産することを目標としている。
2015/10/22 日経産業新聞より引用。
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
実は、東北各県の中で、宮城県だけワイナリーがないのだそうです。
唯一あった宮城県ワイナリー「桔梗長兵衛商店」が東日本大震災により廃業となり、今に至っているとのこと。
宮城県とワインというと、最近はミガキイチゴ・ムスーが真っ先に浮かびますが(苺のスパークリングワインですけども)、よく調べたら醸造所は山梨県なんですね実は。知りませんでした。
そんな中、仙台秋保醸造所がワイナリー建設を2015年4月にスタート。
自社農園での葡萄栽培も手がけているとのことで、順調に進めば宮城の地ワインが2017年に復活することになりそうです。
「仙台市中心部より近く、東北各地へのアクセスが良好であり、かつ、ぶどう栽培に適した気候・風土およびワイナリーにふさわしい自然豊かな景観を有する秋保温泉郷を創設の地と定めました。」と、ワイナリー建設地選定のバックグラウンドを語る仙台秋保醸造所。
将来的には海外へのワイン輸出、ワインフェスの開催なども目指しているそうです。
震災からの復興にもつながる宮城産ワインの復活に期待したいですね!
ていうか宮城産ワインてイメージだけでもなんかこう美味しそうですよね。楽しみです。
(東北の酒はみんな旨いと思っている)