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【日本ワインでマリアージュ1,000円チャレンジ!】グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022×オーケーお惣菜編
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日本ワインをデイリーに楽しむ!「みんなのワイン」編集部が「グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022」とスーパーのお惣菜で気軽に試せるペアリングを探ってみました
近年、国際的なコンクールでも高い評価を受けるようになり世界でも注目を集めている「日本ワイン」。
一方で、ワイン初心者にとっては、「でも、日本は歴史的にワインに馴染みが薄かったし……そんな日本で造られるワインって、美味しいのかな?」と、つい敬遠してしまいがちな存在かもしれません……。
しかし、日本国内のワイナリー急増に加えて、ワイン銘醸地も徐々に増え広がるなど、日本のワイン生産技術も日進月歩の進歩を見せており、世界に誇れる日本ワインがどんどん生まれ続けているのは事実です。
サッポロビールによる日本ワインのシリーズ、グランポレールシリーズも、日本のワイン生産の技術力を体感できるシリーズです。
国賓を迎えた晩餐会で提供されるほどのプレミアムワインから、普段の晩酌のお供にぴったりのカジュアルなタイプまで幅広いクラスが揃っており、さらに生産地や葡萄品種など様々なタイプのワインを選ぶことができるのも魅力となっています。
永遠のワイン初心者「みんなのワイン」編集部が、グランポレールシリーズのワインと、コンビニやスーパーで購入できるお惣菜など1,000円未満で揃えるというしばりをつけて、カジュアルなスタイルでペアリングを楽しんでみました。
日本ワインを応援する「みんなのワイン」が、ワイン初心者にも気軽に日本ワインを楽しんでいただきたい!という思いを込めてお送りする日本ワインペアリングレポート企画「マリアージュ1,000円チャレンジ」の第五弾です!
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今回のワイン:グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022
北海道産のツヴァイゲルトレーベ種を使用した、爽やかな酸味に柔らかく軽やかなタンニンの、すっきりとした飲み口と味わいの赤ワイン。
▼ 詳しくはワインデータベースでチェック!
公式サイトでのおすすめペアリングは、「ジンギスカン、鴨のロースト」とのこと。
おすすめ情報を参考に、身近なスーパーのリーズナブルなお惣菜から、ワインに合いそうなものをピックアップしてみました。
本企画のペアリングルール
総額1,000円未満かつ、1品あたり200円前後(例外あり)のリーズナブルなお惣菜やホットスナック類にしぼってピックアップします。
参考にしやすいよう、期間限定商品や季節限定メニューは除外。
今回は、編集部のすぐそばのスーパー「オーケー」でそろえました。
総額:947円(税込、単品はすべて税抜)
テイスター: 花子さん(20代女性)、太郎さん(40代男性)
評価基準: 〇/△/× の3段階
《〇のペアリング》
このワインと合う!一緒に食べて飲んだら幸せ!
《△のペアリング》
ん?これは?何も感じない!?虚無……。
《×のペアリング》
このワインとは合わない……できたら別のワインと合わせるか単体で食べたい。
「みんなのワイン」編集部が選んだペアリングベスト3
今回のベストマッチを先に発表しちゃいます!
【1位】 中華春雨サラダ (189円)
ワインが持つ木樽熟成の風味が強調され、高級感が増して感じられます。
サラダの風味がワインの味わいのバランスを絶妙に整えてくれる、素晴らしいマリアージュです。
【2位】 ほっくりかぼちゃ煮 (180円)
かぼちゃの甘みとワインの苦み+辛みがよく合い、全体が調和して感じられるペアリングです。
【3位】 ゆず野沢菜いなり (100円)
いなり寿司の甘味が、ワインが持つタンニンとミネラル感を強調するペアリングです。
ワインの風味に大人っぽさを感じたい時にオススメ。
ここからは、ピックアップしたフードやペアリング感想を詳しくご紹介します。
グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022 × ほっくりかぼちゃ煮
しっとりとした食感に、素材の味が生きた味付けがほっとする一品です。
価格:180円
花子さん評価
ワインの渋みや辛みも増すので、そこは個人の好みによるかも。
少なくとも、ペアリングでプラスになる印象です。
太郎さん評価
お互いの突出した部分をうまく中和してくれる感じがあり、面白い体験を楽しめます。
グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022 × ゆず野沢菜いなり
上品な風味のゆず&野沢菜ごはんが詰められている、さりげない工夫が美味しいおいなりさんです。
甘味がやや強めで、親しみやすさも。
価格:100円
花子さん評価
アルコールのにおいも後から強く感じられるように。
双方の味わいを悪い方向に感じさせてしまう、もったいないペアリングかも……。
太郎さん評価
正直、組み合わせなくても良い……と思う面もありますが、個人的にはこの苦み+辛みが好きです。
グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022 × マカロニサラダ
お子様も喜ぶこと間違いなしの、安定感のある優しい味わいです。
甘くて美味しい♪
価格:180円
花子さん評価
苦さが不得意な私には、ちょっと敬遠するペアリングです……。
太郎さん評価
味わいの変化が面白く、個人的には好みです。
グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022 × 中華春雨サラダ
甘塩っぱい味わいで、「酸味控えめの冷やし中華」というイメージの風味です。
全体的にやさしい味わいです。
価格:189円
花子さん評価
しょうゆ+お酢+ごま油のドレッシングとワインがぴったりマリアージュします!
太郎さん評価
ワインの木樽の香りがぐっと強調され、渋み+苦み+酸味がバランス良く調和したリッチな味わいになります。
これはぜひお試しいただきたいペアリングです。
この味わいは奇跡です!!
グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022 × ごろっと芋の牛肉コロッケ
芋の食感が強調されたコロッケで、ソースがよく合いそうな味わいです。
今回は、ソースではなく塩でいただきました。
価格:99円
花子さん評価
後味がとにかくNGな組み合わせです……。
太郎さん評価
これはオススメできません。
グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022 × チェリートマトのマルゲリータ
スタンダードなマルゲリータ、という印象のピザです。
生地がしっとりした食感。
価格:129円
花子さん評価
正直、「これじゃなくても良いような……」というペアリングになりました。
太郎さん評価
ピザと赤ワインでも虚無になることがあるんだなあ。
「グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022」とのペアリングまとめ
「グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022」は、酸味と辛味がきいた味付けの料理と相性が良いように思います。
中華料理やタイ料理に合う予感があります。
ワインを普段の晩酌でいただくのはちょっとハードルが高い……と感じるワイン初心者さんは多いのではないでしょうか?
でも、ヨーロッパではワインは日々のお食事の一部となっていて、気軽に楽しむ習慣があります。
日本ワインも、日本の食卓や晩酌にもっと気軽に登場しても良いはず。
ワインと聞くと、ついついご褒美っぽいお食事に合わせたくなりがちですが、そこをあえて身近なフードに合わせて、カジュアルに楽しむのも、ワインに親しむ一歩になるに違いありません。
親しい人たちと「私はこの組み合わせが好き!」「どっちかというと私はこっちが好みかも?」と語り合いながらいろいろなペアリングを試してお互いの味覚の傾向を知ることもまた、相手への理解を深めていくきっかけになることでしょう。
マリアージュ1,000円チャレンジのように、ルールを設けてコンビニやスーパーでお惣菜を選ぶというのも、子どもの頃の遠足準備のワクワク感を思い出せる楽しい体験になりそうです。
「みんなのワイン」が提案する「日本ワイン×お惣菜」のマリアージュ1,000円チャレンジで、ワインをもっと身近に楽しんでみませんか?
この記事が「グランポレール・余市ツヴァイゲルトレーベ・2022」とぴったりの組み合わせを見つけるご参考になれば嬉しいです。
※価格はすべて税抜で表記しています。
[提供・協力]
サッポロビール株式会社
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