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中国のワイン輸入が復調?
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中国におけるワイン輸入量が回復している。
中国税関によると、2015年1~11月は前年同期比45%増の4億8,878万リットルにのぼり、2014年通年と比較し大幅に増加した。
なお、2014年は、前年比2%増にとどまっている。
習近平指導部が進める倹約令の影響で、一時期は宴会需要が急減したが、近年の嗜好の多様化で個人需要が伸びたことが大きいと見られている。
一方、金額ベースでは34%増にとどまっており、購入されるワインの単価は下がった模様。
さらに、若者を中心にビール党は減少傾向にあり、嗜好の変化をキャッチできるかどうかが今後の動向を探るキーになりそうだ。
2016/01/08 日経産業新聞より引用。
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そちらの記事では、中国・チリ自由貿易協定の影響でチリワインが好調という情報もありましたが、2015年の輸入ワイン単価低減にも関係あるかもしれませんね。
今後は中国国内でもワインの生産が活発化するかもしれませんが、輸入ワインがメインとなっている今は、日本産ワインにとってもチャンスかもしれませんね!
日本の「sake」も世界で評価が高まっていますし、日本産ワインもぜひ飲んでみていただきたいなあと思います。