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世界に羽ばたけ!「甲州ワイン」をPro Weinに出品
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山梨県内のワイナリーや甲府商工会議所などで構成された「KOSHU OF JAPAN」(以下、「KOJ」)が、2016年3月に開催される世界最大級のワインフェア「Pro Wein(プロワイン)」への参加を発表した。
プロワインは世界約50か国・約6,000社のワインやウイスキーが集まる大規模イベント。
120か国・約5万人の輸入業者も参加し、試飲や商談する場ともなっている。
主催は世界有数の展示会会社「メッセ・デュッセルドルフ」。
同社によると、日本産ワインは2014年から出品されており、ロシアへの輸出を決めたワイナリーもあるとのこと。
KOJは甲州ワインの欧州進出を目指し、2009年に山梨県内15のワイナリーや県ワイン酒造協同組合などで結成された。
2010年からはロンドンやパリなどで商談会を開催し、同年の約2,000本から、2014年には約3万1,200本と、15倍以上に輸出を拡大。
ただし、その内訳を見ると、欧州向けの輸出本数は2014年も約8,900本と伸び率は低い。
現在の主な輸出先は、東南アジアが占めている。
2013年12月にユネスコ無形文化遺産に和食が登録されたことが追い風となり、和食に合うワインとして、口当たりが良くさっぱりとした味わいが特徴の甲州ワインが東南アジアでの人気を博しているようだ。
KOJ委員長の木田茂樹氏(株式会社ルミエール 代表取締役社長)は、「欧州には世界的なコンクールで賞を取るような素晴らしいワインがたくさんあり、割り込むことが難しいと実感した」と、これまでの欧州進出について振り返りつつ、「プロワインで和食との相性の良さをアピールし、甲州ワインを世界が認めるワインに育てたい」と、甲州ワイン出品への熱意を語った。
2016年プロワインは3月13~15日に開催される。
KOJは12社の17銘柄を出品する予定。
2016/02/01 YOMIURI ONLINEより引用
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甲州ワインというと、瑞々しくスッキリした味わいのイメージ。
昨今では世界のあらゆる場所で和食が提供されていますが、ぜひワインも日本産のものを楽しんでいただきたいですね♪