おうちでワイン
【祝う気あんのか】ワインでお祝い★葡萄院駄目代聖誕祭
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こんにちは、葡萄院駄目代です。
先日、誕生日を迎えました。
別にもうめでたいという歳でもないので自分でも忘れてたくらいだったんですが、上司から「もうすぐ駄目代さんお誕生日だよね」とお声がけいただきまして、ワインをいただいてしまいました。
ありがとうございます。
ちなみにその際のやりとり。
先ほど、上司から「駄目代さんもうすぐお誕生日だからワインプレゼントしてあげる。リクエストあったらどうぞ」と言われたので「ドンペリかオーパス・ワンかミアーニ」と言ったら怒られました。シャトー・マルゴーと言わなかっただけ褒めてほしかったのになー……。
— みんなのワイン (@winenokanpe) 2016, 1月 19
そんな「予算の都合」という悲しい事情を鑑みてチョイスしましたワインはこちら!
Amazonワインストアで注文したようです。
こちら、ポール・ジャブレ・エネ・シャトーヌフ・デュ・パプ・レ・セードル・ルージュ。
シャトーヌフ・デュ・パプは「神の雫」でも取り上げられていましたが、個人的にはその昔読んだ「南仏プロヴァンスの木陰から」の印象が強いです。
大量の樽が並んだセラーでの試飲、ワインとともに楽しむ食事会の様子がとても楽しそうかつ美味しそうで、「いつかシャトーヌフ・デュ・パプのワインを飲んでみたいなあ」とボンヤリ憧れてました。
……というのを思い出してのリクエストです。
(「飲みたいワインないの?」と上司に聞かれて3日くらい悩みまくってようやく思い出した)
(しかもジゴンダスは予算の範囲内では見つけられませんでした)
で、当然のように「みんなで飲もうね!」ということになり、職場でお誕生日会を開催していただきました。わーい。
……例によって近所のスーパーの半額惣菜パーティですけどね。
ホントは祝う気ないだろ。
しかも上司がワイン開封直前にいきなりカレーパンを食しだし、部屋がカレーの芳醇な香りでいっぱいに。
何してくれてんの!?
何もさあ、飲む直前に食べることないじゃん!ワインの香りまったくわかんなくなるじゃん!
……と怒り心頭で換気扇をフル回転したところ、
「まあ、駄目代さんの加齢臭もありますしね」
とかものすご憎たらしい誕生日ギャグをかまされました。
なんなのこの職場。
ホント、祝う気ないだろ。
とはいえ、ワインは昔からの憧れだったシャトーヌフ・デュ・パプ。
わくわくしながら開封!
色の深みが、いつも飲んでいるワインとは一味違う!(気がする)
香りも、プラムなどのフルーティな香りに木やなめし革のようなニュアンスが含まれてとても深みを感じます。
口当たりはどっしりと感じるのに、ほどよい酸味のおかげかさっぱりと楽しめる味わいです。
何杯飲んでも新鮮な美味しさに感じるのがすごいなと思いました。
余韻が長いのもまた嬉しい!
開封して時間をおいてみると、蜂蜜のような甘い香りに変化する(気がする)のも素晴らしいです!
そしてさらに、「この前エノテカで買ったワインセットから1本開けようか」と上司が言ってくださり、もう1本いただきました。
ありがとうございます!
なんかやっと祝われてる感じしてきた!
しかも、これまた飲んでみたかったカデ・ドック カベルネ・ソーヴィニヨン。
シャトー・ムートン・ロートシルトに連なる系譜で、以前から気になっていた1本。
黒系ベリーのフルーティな味わいで、とても飲みやすいカジュアルなイメージのワインでした。
フレッシュ感の中にもまろやかさがあり、酸味もほどよいです。
しかしやはりどうしても先に飲んだレ・セードル・ルージュと比較してしまって難しい……当然ですが、味の複雑さや奥行き、余韻がやはり段違いなんですよね。
こちらは若いワインだし、比較する方が間違いですけど……。
でも個人的にはすごく好きなワインです。
そんな感じの葡萄院駄目代聖誕祭でしたが、一番アレだったのは「神の雫の真似してデキャンタージュしてみたらもっと味よくなるんじゃないの」ってカデ・ドックであの神業デキャンタージュの真似しようとして全員大失敗したところです。
私はジーンズにでかいシミができました。
(そして酔っ払って帰宅し洗濯機につっこんだままになっていますどうしよう)
とりあえず、素人が神咲雫の真似は無理ってことがよくわかりました。
あと、ワイン飲む前にカレーパンはマジやめてください。
今年もよろしくお願いします。
[関連ワイン]
ポール・ジャブレ・エネ シャトーヌフ・デュ・パプ レ・セードル ルージュ
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