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東北のいちごワインが復活!山元ワインが5年ぶりの復活
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宮城県亘理郡の山元町で、醸造事業が本格的にスタートした。
2016年2月27日、地元の被災農家でつくる農業生産法人「山元いちご農園」が、同年12月末の初出荷を目指してワイン生産拠点づくりに着手した。
同町、山寺にある法人の大型栽培ハウス群に隣接して木造平屋384m²のワイナリーを建設。
稼動は年内10月を予定し、収穫したイチゴのワインや地元産のリンゴを使ったシードルなどを6,000リットルのタンクで造る。
年間出荷量見込みは、720ml壜で5万本分という。
さらに、「6次化センター」と総称する施設を併設。
イチゴ加工場と健康食品用に栽培する薬草の乾燥施設があり、8人分の雇用創出を見込んでいる。
国の被災地の雇用創出立地補助金などを活用し、3億円の事業費をあてた。
以前、町内に存在していたワイナリーは、東日本大震災の津波で壊滅し、事業主も犠牲となった。
地元産ワインの再生に向け、法人の岩佐隆社長らは2014年秋に県外の業者に醸造を委託し、イチゴワインを発売した経緯があり、2016年に入りようやく地元での醸造に着手が叶った。
5年ぶりの山元ワイン復活となる。
岩佐社長は「山元からワインの灯が消えたままにしたくなかった。安定した雇用創出と被災地の情報発信を図りたい」と、6次産業化による雇用創出と加工品の売り込みに向けた展望を語った。
将来は、山元町特産のイチジクや、栽培が再開途上の葡萄を使ったワインを手掛けることを目指している。
2016/02/28 河北新報より引用。
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以前も「仙台にワイナリー完成!宮城産ワイン復活への一歩」にて、仙台秋保醸造所が醸造をスタートしたニュースをお伝えしましたので、今回のニュースは2軒目のワイナリー復活となるのでしょうか。
いちごワインも可愛らしくてとても美味しそうですね~。
なんと、クラシックを聴きながら育った完熟いちごを使っているそうです。
イチゴの方が私よりも育ちがいいじゃん。
女性に喜ばれそうな、オレンジがかったキレイな赤のカラーも素敵ですね♪
【いちごワイン】