知ってる?ワイン話
~『神の雫』でワインを学ぶ~ 第14回「発泡性ワイン=シャンパン」は間違い!
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こんにちは、葡萄院冷庫です。
今回は神の雫5巻より、「シャンパン」について学びたいと思います!
発泡性ワインをすべて「シャンパン」と呼ぶのは間違い!
よく「発泡性ワイン=シャンパン」と誤解されがちですが、
【スパークリングワイン】が発泡性ワインの総称
(『神の雫』第5巻より)
恥ずかしながら、以前は冷庫も、
「発泡性ワイン=シャンパン=スパークリングワイン」だと思っていました・・・・・・
呼び方の違いは、地域による違いかなんかかなーなどと、
ふわっとした認識をしておりました・・・(;´∀`)
シャンパンは、スパークリングワインの代表的なもので、
フランス北東部のシャンパーニュ地方の限定された地区で栽培された特定の葡萄品種を用い、
定められた製法で造られたもの
(『神の雫』第5巻より)
ちなみに、シャンパーニュ地方はざっくりここらへんです。
シャンパンの作り方
使われる葡萄品種は黒葡萄の【ピノ・ノワール種】、【ピノ・ムーニエ種】、
白葡萄の【シャルドネ種】。
まず、この3つからそれぞれ辛口ワインを造り、ブレンドします。
それを瓶詰めにし、糖分を加え、寝かせると、数ヶ月にわたって少しずつ2次発酵が進み、
炭酸ガスが発生します。
それをさらに数年寝かせて熟成させ、発生したオリを取り除き、糖分を加えるのです。
(『神の雫』第5巻より)
シャンパンは完成までに何年もの月日を必要とします。
かなり手間がかかる方法で造られているんですね~
ちなみにこの方法を発見したのは、修道僧のドン・ペリニョン。
だから「ドンペリ」はあれほどまでに有名なんですね!
「ドンペリ」というと、何故かキャバクラのオネーチャンが思い浮かびますが・・・・
冷庫は一度ドンペリを飲んだことがありますが、
飲んで一口、感想は『意外と普通・・・』でした。
いや、ドン・ペリニョンさん、違うんです!!!
もちろん美味しいんです。美味しいんですが、
「ドンペリ」っていうからには卒倒するくらい美味しいのでは?!!
とあまりにハードルを上げすぎていたんですね(・・;)
シャンパンの選び方
シャンパンの場合、複数の畑で収穫された葡萄を使い、
しかもヴィンテージの異なるワインをブレンドします。
そのため、ラベルは村名、畑名、ヴィンテージ、格付けは表示されません。
そこで、生産者名がシャンパン選びの主な基準になります。
(『神の雫』第5巻より)
製造過程の最後に加える糖分の量によって
【EXTRA BRUT】(超辛口)/【BRUT】(極辛口)/【EXTRA SEC(EXTRA DRY)】(辛口)
【SEC】(中辛口)/【DOMI SEC】(甘口)/【DOUX】(極甘口)
と味のタイプが分類
(『神の雫』第5巻より)
つまり、基本的には「生産者名」と「味のタイプ」が選ぶ基準になるわけですねφ(..)
シャンパンの飲み方
冷やして飲むのがベスト。
冷蔵庫の野菜室に3時間ほど置くと、適温の4℃~8℃くらいになります。
(『神の雫』第5巻より)
冷庫は邪道と言われようが冷やし忘れたら冷凍庫に突っ込みます。
が、冷凍庫に入れたことを忘れたら大変なことになるので、
良い子は真似しないようにしましょう。
そしてドンペリなど高級なシャンパンを冷凍庫へ突っ込むのはやめましょう。
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